レッドクリフPart2
キャンプからは帰ってきたんですが、とりあえず出発前に観た映画のお話を・・・シネマクスピアリで「レッドクリフPart2」を、1人で視てきた・・・GWなのに。本当は、市内の公園で遊んでいたうちの奥さんと娘と合流して、一緒に映画を見て食事でもしようってお話だったのだが、急に娘が、「クレヨンしんちゃん」を見たいと言い出したらしく、その時点で、自宅待機中の私と合流していたら間に合わないかも?な時間になっていたので「じゃあ、別行動で」ということになったわけだ。まあ、それぞれが見たい映画を楽しめたので、それはそれで良かったような気もしているけどね。さて、その「レッドクリフPart2~未来への最終決戦~」予想以上によかったねぇ・・・孔明と周瑜を中心にの静かな闘志を燃やす連合軍と、圧倒的な戦力を背景に大騒ぎの曹操軍との対比も印象的だし、いずれは敵同士として相対するかもしれない、男2人の友情。小橋と尚香の女性2人の勇気の行動。(尚香の姿から、私はムーランを連想してしまった。)凄惨ではあったけが、やはり圧巻と言わざるをえない、迫力の合戦シーン(特に火責め)等・・・面白要素が満載の映画だったと思う。10万本の矢を手に入れる孔明の戦略は有名だけど、映像になったことで、その痛快さが一層際立った。そして両軍とも多くの戦死者を出して終結する赤壁の戦い。月並みだけど、「勝者はいない」との言葉が心にしみた。役者陣では、既に売れっ子の男性陣はともかく、ヴィッキー・チャオ(尚香)とリン・チーリン(小喬)の、2人をとりまく環境は、この映画で大きく変化しただろうね。今後の活躍が大いに楽しみな女優さんたちであるストーリー貧弱さや、やや冗長すぎるエピソードの描写等、いろいろ弱点もある映画だとは思うけが、役者たちの緊張感溢れる演技がそれを補って余りある。すぐにDVDを手に入れたい作品ではないが、いずれ、そこそこ廉価な2巻セットが出ることもあるだろう。そのときには間違いなく「買い」だと思う。そして、岩代太郎作曲による印象的なメインテーマこれはなかなか使えるかも・・・