「あまちゃん」のテーマ曲はアレンジしません
NHKの連ドラ「あまちゃん」が終わりましたねぇ。残念がら、私自身は一話たりとも視ていませんが、毎日お昼休みに隣の課から聞こえて来たテーマ曲は頭の中でリフレインしています軽快でコミカルで、印象的なテーマ曲だと思います。が、しかし・・・このテーマ曲をアレンジする気は毛頭ございません。全国のブラスバンドが演奏しまくってますからねぇ・・・甲子園とかでも楽曲的にも、明らかに吹奏楽マターな作品ですしね。公式CDだってほら・・・もちろん弦楽四重奏とかでやっても間違いなく面白くなるとは思いますよ。そしてきっと、実際にそれをやる人もたくさんいらっしゃることでしょう。しかもこの曲って・・・ぶっちゃけ、誰がアレンジしてもそこそこ面白い編曲ができるだろうと思うんです。だからこそ、天邪鬼な私は自分の出る幕では無いって思ってしまうんですねぇですが、もう一方のヒット作「半沢直樹」のテーマ曲には大いにそそられますなんといっても、私の嗜好性ととても相性の良い作曲家のひとりである服部隆之さんの作品ですし。(過去に「HERO」とか「華麗なる一族」を弦楽六重奏にアレンジしてきました。)ヴィオラのC線を多用した上向形の二分音符の動きとか・・・ブラバンではなかなか出せないであろう味わいにもあふれております問題は・・・「半沢直樹」の話題が賞味期限内のうちにやるチャンスがあるかどうか。考えられるのは、今年のクリスマスシーズンのどこかで使うってことですが・・・プログラムの方向性は、オファーをいただいた時点である程度固めてしまいました。しかもこの曲を挿入しにくい内容で・・・その頃にはまだ、こんなにヒットするドラマが生まれるとは考えていなかったですし。ということで、今考えていることは・・・もし来年あたりに、この曲の賞味期限が伸びるような事態・・・つまりドラマや映画で、半沢シリーズ続編の制作発表なりがあれば、次回「あんさんぶるおとまつ」で服部隆之特集をやるということです。鬼が笑うような先の話なので、まだまだ戯言レベルの構想ですけどね。●服部隆之“Treasure Box”CD(2008/3/19)