今年の引き納めは母校の「第九」でした
去る12月25日(金)に午後から半日休暇とって、母校(大学)のオーケストラの定期演奏会で今年の弾き納めしてきました。日本の年末の風物詩ともなっている、ベートーヴェンの「第九」でした。実は、最近の母校は教育研究で相当頑張っていて、公的にも高評価を得ています。ただ、その分今の学生さんたちは、本分である勉学を、これまで以上に優先しなければという空気にも・・・そんなこともあり、サークル活動をとりまく環境が厳しさを増しています。私の現役時代と比べて、ピーク時には団員が倍位いたこともあるのですが、今はもとの“弱小”な部類の規模に戻ってしまっています。そんなわけで、コンサート本番では、下手をすると現役団員よりも多いのでは?と思うほど、たくさんのOB・OGが出演しておりました。私のような、現役生の親世代に近いロートルに久しぶりに声がかかったのも、そのような現状があったからこそでしょうね。演奏上でいろいろ思うことはありましたが、私自身はともかく、全ては自らの演奏で語りつくそうという思い・・・だけでは無いですが、様々自分の中で折り合いをつけて、相手から聞かれない限りは、一切口を閉ざして練習・本番に臨みました。また、オーケストラで第九を全楽章演奏するのは久しぶりでしたので、演奏すること自体を大いに楽しませてもいただきました。自分など必要とされないようなオケに成長してくれることを祈りつつ・・・