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カテゴリ:樅楓舎アンサンブル
樅楓舎のコンサートから、はや2日が経ってしまいました。 そして、もう次のコンサートを目前に控えている状況ですので、 メインのチャイコの弦楽セレナーデのレポは簡単に・・・ まさに、全てを出し尽くしたと胸を張って言えるくらい、 体力気力を使い果たした演奏であったと思いますね。 終わったら足腰にキテましたからねぇ・・・ 中プロのチェロコンでソリストを務めていただいた、 N.ローゼンご夫妻が、客席の最前列で聴かれていたんですが、 曲が終わった瞬間、「こいつらやりやがった」ってな表情で、 顔を上気させながらの満面の笑みで拍手喝采して下さっていました。 その様子を見ながら「ああ、成功したんだなぁ」って・・・ アンコールは、樅楓舎の定番となっている「オリーブの首飾り」 それも、ただの「オリーブ」ではありません。 “高速”「オリーブ」です。 ポール・モーリアの演奏を聴いていただくと、 途中で16分音符の細かい動きが伴奏に現れるのが判ります。 樅楓舎のアレンジではそれが、第2ヴァイオリンに登場します。 オリジナルのテンポなら、どうってこと無いんですが、 “高速”となると、途端に「超絶技巧」になります。 いつもはストバイのメロディーの影となり、 黙々と、しかし必死にそのパッセージを弾くセコバイなんですが、 今回は「スタンディング」して大いに目立たせていただきました。 我々が進んで目立ちかったわけではないですよ。 リハの段階からイイダ氏をはじめ皆が「立て立て」言うからですよ。 ただ・・・立つと譜面が遠くなっちゃうもんで、 かなり適当なアドリブ交じりの演奏になってしまったんですけどね。 まあ、会場は大ウケだったんでそこは大目にみてくださいな。 ちなみに最後にもう一度、 今度は“超高速”の「オリーブ」をやりましたが、 今度はちゃんと楽譜を見ようと、皆立たないで弾いていたら、 指揮者のイイダ氏に無理やりスタンディングさせられてしまいました。 それでますます、ぐちゃぐちゃの伴奏になっちゃったですよ。 まったく・・・ 週末のコンサートの楽譜も、残る1曲の入力があと少しで終わります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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