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テーマ:楽器について♪(3642)
カテゴリ:あんさんぶるおとまつ
近隣・・・といっても200m近く離れているんですけど、 そのマンションで開催された「弦楽四重奏ミニコンサート」について、 軽くレポっておきたいと思います。 リハーサルは午前10時スタート、 昼食休憩を挟んで2時間半ほど、けっこうみっちりやりました。 もちろん疲れすぎない程度にですけど。 たのしっくコーナーでは、テンポの揺れるクライスラーの2曲、 ポピュラー系では、チェロの負担の大きい「刑事ドラマメドレー」、 このあたりの曲では、リハにも時間がかかりました。 そして午後3時にいよいよ本番が開演です。 いやあ、控え室と本番会場の間で一瞬だけ屋外にでるんですが、 その少しの間に体が冷えちゃって・・・ 冒頭のモーツァルトのディベルティメントは、 右手も左手もコンディション最悪で、動かない動かない・・・ 力づくで何とか、演奏の形にはなったと思いますが、 いやマジで「冷え」はコワイっすねぇ。 冬の本番はちゃんとそういう対策を考えないといけないですね。 つづく、アンダンテ・カンタービレでは、 2箇所で一段飛ばしをやっちゃうわ・・・ コンサートの前半は、まさに波乱含みでいや~な感じになりました。 そのアンダンテカンタービレのときに、 子供たちがとっても静かに聴いてくれていることに気がついて、 クライスラーの2曲目「愛の悲しみ」では、最後のピアニシモを、 これまでやったことが無いくらい思いっきり落としてみたりしました。 このマンションで演奏するのは3度目になると思いますが、 やっぱりこういうのも場数が大事ってことなんでしょうか? 最初の頃とはこどもたちの聴く態度が全然変わったなと感じました。 後半のポピュラーコーナーは、 遠方から聴きにきてくれた、れんこちゃんの友人Yさんによれば、 「前半の記憶がぶっ飛ぶほどのインパクト」だったそうです 演奏する側も、みんな私の編曲を楽しんでくれたようで・・・ その雰囲気はお客さんにも伝わったんじゃないですかね? ただ、お客さんが入って会場の響きがデッドになったせいもあってか、 「イマイチハモってねえなぁ」とか「音が伸びねえなぁ」とか、 本番中はいろいろマイナス面ばかりが気になってしまいまして・・・ 実のところ精神的には相当きつかったんです。 なので、後で映像を視て思ったよりも出来が良いことがわかった時は、 マジでホッとしたというのが正直なところです。 たぶん、本番で急に会場の残響が少なくなると、 特に第1ヴァイオリンとは反対の端にいるチェロの響きが、 リハーサルのときより遠くに感じるので、 ベースラインの支えの無い薄っぺらなサウンドに感るのだと思います。 そういう意味では、れんこちゃんも提案してくれていたんですが、 この手の会場で演奏する場合、対向配置が案外イケるのではないか? そんな気がしました。試してみる価値はありそうです。 ちなみに、私の編曲する楽譜って時期を狙いすぎてしまって、 その時にしか使えない、まさに「一期一会」なものが多いんですが、 今回は、編成は室内楽の基本形とも言えるような弦楽四重奏だし 曲目的にもわりと世代を時代を超えて愛されているものなので、 珍しく「使いまわしのきく」編曲がたくさんできたように思います。 そういう意味では、収穫の多いコンサートでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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