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テーマ:映画館で観た映画(8546)
カテゴリ:エンタメ
どうしようか、一瞬迷ったんですけどね・・・ 昨日は、近場の出張で都内で行われた会議というか説明会に出席して、 出たくなかったけど、懇親会にも参加して(会費を五千円もとられた)、 それから帰宅の途について、電車が舞浜駅に着いたのが21時ちょうど、 「ジーン・ワルツ」の上映開始時刻が21時10分です。 映画には間に合うけど、これじゃあ飲み物も買えないしなぁ・・・ 飲み物も無しに2時間も映画館に座っていられねぇしなぁ・・・ などと思っていたのですが、 たまたま、会議中の水分補給用に買ったペットボトルが、 半分以上中味を残して、リュックのポケットに差さっていました。 で、瞬時に決断して電車を降りたというわけです。 実際、シネマイクスピアリに着いたら、 トイレに行くくらいの時間しか無かったですね。 前置きが長くなりましたが、本題の「ジーン・ワルツ」です・・・ 私はとっても感動しましたよ 一切の贅肉をそぎ落としたようなシンプルなストーリーですが、 「奇跡」とも言える命の誕生を真摯に描こうとしていると感じました。 主人公の産婦人科医が仕事に向き合う姿には、 ジェネラル・ルージュをちょっと髣髴とさせるものがありますね。 冷徹なキャラクターとして描かれている彼女ですが、 演じている菅野美穂がなんといっても可愛いんですよね そして、 時折激しく感情を吐露させる姿が、冷徹な仮面を溶かしていく・・・ 終わってみればなんとも人間味あふれる人物だったと思えて来ます。 こういうのを当たり役って言うんでしょうか? そして、 クライマックスのシーンで大活躍する浅丘ルリ子の存在感は、 それだけでもお金を払う価値有りだな、と思いましたね。 それから、西村雅彦のちょっと嫌なヤツって感じの偉いお医者さん・・・ 「Ns’あおい」以来すっかりハマッちゃってますなぁ 体制側で頑張ろうとする彼もよかったですよ。 最後は「もののけ姫」のアシタカとサンの別れのシーンみたいでした。 そして、物語の感動と現代医療の抱える問題に対する閉塞感と・・・ 海堂尊原作だけあって、いろいろ考えさせられる映画でもありました。 【送料無料】ジーン・ワルツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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