あんさんぶるおとまつ代表ブログ

昨晩、大学オケの先輩（女性）が出演するライブを聴いてきました

彼女は第２ヴァイオリンの主席、私はそのパート員という関係で、
初心者の私を厳しくしごいてくださった恩人です。


大学卒業後しばらくはヴァイオリンを続けていたそうですが、
諸事情で続けられなくなって、その後合唱団で音楽活動を再開。

その後もいろいろと生活面での紆余曲折を経て、
最近ジャズボーカルを始められてからの初ライブとのことでした。


前半（ファーストセット）と後半（セカンドセット）に加えて、
最後はお客さん飛び入りありのセッションタイムという構成でした。

先輩はセカンドセットに登場、素敵な歌声を聴かせてくれました

ってか・・・本当にジャズボーカル初心者なんですか？センパイ！
というくらいグイグイ心に響くボーカルで、正直驚きました。

でもまあ、実はこのセンパイ、ヴァイオリンでも
大学で初心者で始めてもうまくなれるという前例を作った方です。
（正直、当時は「その前例は俺が作りたかったぁ」って・・・）

これくらいやってのけても不思議は無いのかも・・・


前後半とも、ほとんど知らない題名のナンバーばかりでしたが、
始まってみると「あ、これ聴いたことがある」という曲も多くて、
とても楽しい時間をすごさせていただきました。

バックはＥギター、Ｅベース、とドラムのトリオだったのですが、
これがめちゃくちゃレベルが高くて驚きました


セッションタイムで私も少し演奏に混ぜてもらいましたが・・・
実は私、コードだけ見て演奏するってのができないのです。

一応コードネームの意味するところは、理解できるのですが、
すぐに演奏に変換することができないんです。

なので、残念ながら、
他の方々とあまりうまい具合に絡むことができませんでしたねぇ


“知っている曲”なら“雰囲気”でオブリガートを入れたり、
テキトーにハモッったり、ということは結構できるんですが・・・


終演後に、先輩からは、
「その才能があるならジャズをやったほうが良い」と言われました。

確かにねぇ・・・
あんなふうにアドリブでやりとりできたらカッコ良いとは思います。


ですが、自分にとって有意義と思える音楽活動のあり方は、
やはりクラシックの「室内楽」を基本にして、
その延長戦上で、小編成の「企画物」やオケの活動にも手を広げる。

これが現段階のマイベストチョイスだという思いは変わりません。


チクブチョーを卒業して副役職になるとか、仕事をリタイヤしたら、
新たなステージを考えても良いかなと思いますが・・・