|
テーマ:震災復旧・復興支援(130)
カテゴリ:音楽活動いろいろ
昨年の夏、「陸前高田にオーケストラを」という企画に参加し、 ボランティアオーケストラの一員として、 陸前高田第一中学校の体育館で、演奏させていただきました。 参加費として徴収された金額は安かったです。 公共の練習会場費、指揮者への薄謝、最低限の消耗品等、 ミニマムでの運営を心がけていただいたのでしょう。 それでも全体的に我が家からは遠方の練習会場が多かったので、 毎回のリハーサル参加のための往復交通費はかなり嵩んだし、 参加者の中では比較的年配の部類に属する身としては 当日のコンディションのことを考えて一ノ関に前泊したので、 その宿代もかかりましたし、 現地への往復の交通費もけっこうバカにならない金額でした。 こういう出費が被災地を潤すという側面はあるかも知れませんが、 最初からその半分の金額でも寄附金や義援金に回したほうが、 もしかするとより価値的なのではないだろうか? そういう葛藤が、この手の企画には常につきまといます。 もちろん私自身、そういうことを全て飲み込んだうえで、 言いだしっぺの方の思いや現地でのニーズ等も総合的に判断して、 最終的に参加することを決めたわけですが・・・ そして、 コンサート終了後には「次回はあるのか?」が話題になりました。 そんな中、その後もSNS等で陸前高田関連のニュースを、 ちらちらとチェックしていたのですが、 岩手県や東北近県のプロの音楽団体が、 積極的にボランティア演奏を行っている様子が伝わってきますし、 最近では、イタリアの歌劇場のオーケストラが、 私たちと同じ会場でコンサートを行ったニュースもありました。 いろいろ議論はあるだろうとは思いますが、 「アマチュア」が現地に足を運んでまで演奏するというニーズは、 個人的には、もはや無いと考えて良いのではないかと思います。 もちろん行けば歓迎はしてくださるとは思いますが・・・ そこで私が選んだ自分なりの継続的な支援活動のスタイルは、 「被災地発の物産お取り寄せ」と「被災地への観光旅行」 プラス「たま~に地元でチャリティコンサート」です。 自分自身楽しく演奏して地元のライブハウスの経営も守りながら、 お客さまにも楽しくチャリティに参加していただく、 7月に開催予定のライブの趣旨はここにあります。 とはいえ、 チャリティコンサートは、やはり相当な気力体力を消耗するので、 そうそうは開催できるものではありませんので・・・たま~に(^^; 先日は「たかたのゆめ」という新ブランドのお米を購入しました。 間もなく我が家の食卓に登場します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.25 12:50:28
コメント(0) | コメントを書く
[音楽活動いろいろ] カテゴリの最新記事
|