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カテゴリ:エンタメ
現在、北川景子さんの主演ドラマが放送中の、松岡圭祐原作「探偵の探偵」 なんとなく題名に惹かれて、原作本(文庫)を購入し、一気読みしました。 探偵の探偵 かなりバイオレンスなシーンが、しかも臨場感たっぷりに描かれていて、 正直なところ、読み進めるのがつらく感じる部分もあったのですが、 文章の力なのでしょうか・・・ページをめくる手が止まらず。 これをいったいドラマでどこまで表現しているのか大いに気になります。 しかし、 不覚にもドラマ化の情報を見落としていて、録画予約はしてませんでした。 今更見始めても残念な感じなので、いすれレンタルでと思っています。 さて、ややネタバレになりますが・・・ 本作品には、大切な人をストーカー被害の最悪の形で失う場面が出てきます。 あまりにも凄惨に描かれているので、 うっかり自分の身内でリアルに想像を働かせてしまいました。 そして、思ったこと・・・わが娘が万が一こんな目にあったら、 自分は加害者を自らの手で殺すことを躊躇しないだろう、ということです。 普段、刑事ドラマで私たちは「正義」の側にいる主人公に共感しています。 だから、娘さんはあなた犯罪者になることを望むと思いますか? なんてセリフに涙したりもします。 でも、自分の身内でリアルな想像をめぐらしてしまうと、 「死んでしまった人間が今さら何を望むというのだ!?」 という思いのほうが、はるかにしっくり来ることに気づいてしまいました。 前出のセリフなんて詭弁に過ぎないなと・・・ 加害者にも生命の尊厳を認めるなど、むしろ宇宙の法則に反している! そう思ってしまうのです。 そして、やっぱり極刑は「死刑」で良いのではないかとも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.30 19:49:56
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