あんさんぶるおとまつ代表ブログ

戦国時代や江戸時代を舞台にした大河ドラマの物語の中でときどき遭遇する「国替」、
徳川家の三河から江戸への国替や、上杉家の越後から会津への国替など、
秀吉が力ある大名を京から遠ざけた国替は特に印象深いものがありますよね。

今、九州の豪雨により球磨川が氾濫し、人にも建物にも甚大が被害が出ています。

被害に遭われ亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

昨今のこれまでの常識が全く通用しなくなってしまった豪雨被害が起こる度に、
人の住んで大丈夫な場所はどこなのか、考え直していく時期に来ていると感じます。

限界集落の問題とも考え合わせて、
コミュニティを丸ごと移転する「国替」を進めていくべきでは無いかと思います。

反乱の危険の高い河川の流域は、嵩上げや、防災意識の向上等の対策を講じても、
人が住める場所にはなり得ないのではないかと思います。

鉄骨とコンクリートでくみ上げた橋ですら流されたしまうのですから・・・

人々は少しでも安全な地域にコンパクトに暮らし、土地を原野へと還して行く。

一気には無理でも、そういう施策を進めていく時期にきたのではないかと思います。


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