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とある有名なハードデザイナーの思想。
「枯れた技術の水平思考」 何気ない言葉だが、それでいて果てしなく深い言葉だ。 万物に応用の利く名言だと思う。 この言葉、好きです。 何で今回この言葉を出したかというと、先日買ったGTA4がまさにこれに当てはまる気がしたからです。 今、GTA4やってるのですが、結構面白い。 英語がフルで理解できたらあと数倍は面白くなるだろうなぁとも。 そして何より作りこまれた仮想現実とも言えそうな町並みが凄い。 ゴミ捨て場に辿り着いたときは、こんなとこまで!と少しびっくりした。 しかし、やってる内容は至極普通。何の捻りも無いなぁと思っちゃいました。 実は、これこそが”枯れた技術の水平思考”の真逆を行くものなのでは!?と思いました。 リアルに作ることはそりゃ大変なエンジンが必要だったり、”らしく”見せるために惜しみなく技術を投入しなければなんないんだと思います。 その結果、高騰する開発費、膨張する開発期間、ユーザーにも開発者にもメリットは少ないように思います。 勿論、超リアルなゲームは一度は拝んでみたいものですがw が、結果として業界自体が博打的な存在となり、ゲームという文化の消失にもなりかねません。 そこで登場するのが!枯れた技術の水平思考というわけです。 枯れた技術とはまんま、使い古された技術。 水平思考とは、いわば奇抜な発想。従来のあり方とは別の在り方を見出す事。 つまり、既に使い古された技術を見直し、別の視点から眺め、新しい使い方を見つけ出す。 ゲームにおいて単純に言えば、いかに低コストで面白く作るかの”アイディア勝負”を謳った思想です。 まぁ…ここまで書けばこれが任天堂関係の人だろうなぁとは分かる気がします。 Wiiのグラフィックは当然ながら枯れた技術。旧世代の初代箱と同レベルといわれてます。 リモコン自体は位置感知、傾き感知、捻り感知、ポインティング、どれも個々は枯れた技術です。 しかし全てを組み合わせて従来無かった新しいものへと発展させたわけです。 んまぁ、なんと商売上手なことw 正直、今になって思うのは任天堂が無ければゲームの文化は今頃はげしく衰退していただろうと思います。 アメリカはまだまだ発展中なのでそりゃないだろうけどwしかし将来的な結果としてマイナスだったでしょう。 しかし、だからと言ってHDゲーム機器の存在は否定しないし俺は感謝してるw楽しいもんw 大事なのは一極化しないこと。 絵だって”リアル派”一辺倒の時期は芸術として衰退していたけど、”抽象画”の登場で現在まで芸術のトップに君臨します。 …わけわからなくなってきたぞー! そうだ、GTAについて書きたかったんだ。 もうズレたとこで長々と書きすぎて疲れたので端的に書くと。 GTAはグラ及びリアリティの追求にかまかけすぎて、ゲームとして大事な部分が死んでるなぁと思った。 インターフェイスがちょっときつい。ネット周りは半年延期したのに何で?ってぐらい適当な気が。 誰が話してるかわからないのはどうかと…。 しかも何から何まで携帯を使わないといけないのでロードが鬱陶しい。 あとFPS,TPS慣れしたせいだろうけどGTAのシューティング面はかなり適当すぎる。 例えばカバーアクション、あれあんま使い道がない…。 最たるもんはダメージ表現、銃声で誰かが攻撃してきてるのはわかるけど当たってるのかが分かりにくい。 おかげでわざわざHPバーを確認しなきゃよく分かんない、でも確認してたらやられちゃう。 何か、序盤の感想に過ぎないけど、個々のアクションは格好良くした、映像的にも物理的にもかなりリアルだぜ!でもゲーム部分がちょっと抜けてる。 なんていう昔ながらの洋ゲーさを久々に感じた。 だからオンはあんまりやる気が…。 アメリカタイムで夜10時に、最も人のいそうな「チーデス」に行ったのにメンバーが16人集まらないあたり、オンは微妙とみていいかも。 でもオフやってる分にはけっこう面白いな^^ボリュームはかなりありそうだし! オレンジボックスまではちょくちょく進めたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.30 20:49:50
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