カテゴリ:ヨーロッパ産
「糖度がとても高い、甘い次郎柿」のニュースを見ました。
見ながら、「いいや、あの柿の方が甘い」と個人的に断言した柿があります。 KURO的秋の天然スィーツ最高峰。 それは、去年の秋にも「食べたい~」と叫んでいた平柿。 (※しかし、これだけ集中して「柿」の文字を使っているのに、しつこく「書き」と変換するATOK。なんて頑固なんだ) 実は先日まで法事で帰省する機会があり、しっかり食べて、 証拠写真を撮って参りました。 「夕焼けの最も赤いところを丸く形にしたような輝く色。」と表現した かの果物は、こんな色。 そして中はこんな感じ(種が入っている場合もあり) 見よ、この透き通り、輝く色合い。 とろけるような柔らかさ。 画面でお伝えできないのが悔しい甘さ♪ 人にとってはもちろん、鳥にとっても甘い秋の味覚なので、 収穫は鳥や虫との取り合いになります。 長い柿取り竿を振り回して、枝からもぎ取っても 地上に降ろしてみたら一部をすでに喰われてた……なんてこともしょっちゅうです。 個人的には、この平柿の方が次郎柿より甘いと断言してしまうのですが、 実際、糖度はどれくらいなんだろう……。 さて、柿の話題が出たからには、登場いたしますのは、 「柿色」の石。 去年はヘッソナイトのタンブルでしたが、今年はこれを。 スファレライト(閃亜鉛鉱)です。 別名をジンク・ブレンドともいう、その名の通りの亜鉛の鉱物で、 多くは鉄をたくさん含んで黒っぽい金属光沢の、不透明で、ずしりと重い石です。 以前に登場したハンガリー産の水晶の母岩になっていたのが、 ちょうどそんな感じの不透明黒のスファレライトでした。 しかし、中には写真のようにとても美しく透けるものがあり、 「べっこう亜鉛」ともよばれるようです。 一度、すばらしい色合いできれいにみがかれた丸玉を見たことがあるのですが、 うっとりするような美しさ(……に、げっそりするような値段)でした。 写真の石は約2センチほどと小さいですが、 十分美しく、美しい夕焼け色、いや熟した柿色に透けてくれます。 そのくせ、ずっしり重いところは、やはりスファレライト。 炎のような色合いの石は、意外に好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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