カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
ガネーシュヒマール産の淡いスモーキー……ではなくて、 パキスタン産です。 表面ぴかぴか、先端にka けて丸みを帯びるように細くなる「ずんぐり型」。 (ちょっと平たいですが) 見た目、ガネーシュ・ヒマール産と間違えそうですが、違います。 買ったお店は、ネパール産と混ざりようがないところなので、 間違いなくパキスタン産だと思います。 ヒマラヤ水晶といってもいろいろ産地があるのはご存じの通り。 東のhから透明ほっそりのクラスターが出るカンチェンジュンガ、 ネパールには珍しく、スモーキーが中心のガウリシャンカール。 とんがり型や緑泥入り、ずんぐり型などいろいろなバリエーションを産出する ガネーシュ・ヒマールとその周辺。 アンナプルナも特徴があるようでいて、 だいたいはガネーシュ・ヒマールと似ています。 ネパールの西側の方の水晶は、ほとんど見たことがなくて、タイプがわからないのですが、 インドに入ってネパールと接しているウッタランチャル州では、 がらりと変わって水晶らしい素直な形、 酸化鉄か何かでうっすら色づいたように見える お隣ヒマチャルプラデッシュ州のクルやマナリと見分けがつかないような水晶が出ます。 クル・マナリをすぎてさらにヒマラヤ山脈を西にたどればラダック(地方)。 ラダックはインドとパキスタンが それぞれ領有を主張して紛争を起こしていた カシミール地方と呼ばれるエリアでもあります。 最近見かけるようになったラダック産は、これまたクルやマナリとそっくり。 ただし、過去にカシミール産として、アクチノライト入りを見たことがあります。 このように、これまで見てきた限りでは、 ネパールとインドでは水晶の見た目ががらりと変わっているのに、 パキスタンでは再びガネーシュ・ヒマール産とそっくりな水晶が現れるのが不思議。 さらには、ほとんど透明なスタンダードな形の水晶が出るところもあるかとおもえば、 トパーズやアクアマリン、ガーネットなどと共生しているものもあります。 アメシストなども色がはっきりついたものが出るようです。 水晶で、ガネーシュ・ヒマール産とそっくりなのが出るのだったら、 ガネー素y・ヒマールでもアクアマリン付きやトパーズ付きが出てもいいのに。 (ガーネットはまれにある) ……まあ、ガネーシュ・ヒマール産水晶に宝石鉱物がくっついたら、 それこそ高嶺の花になってしまうので、 なにごとも欲張ってはいけない、ということで……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/18 11:33:35 AM
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