カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
パキスタン産水晶です。この石より後で買った石がすでに登場しているのに、 この石はなかなか登場できませんでした。 いろいろ魅力も見所もある石なのに……。 それは、写真が撮れなかったからです。 まず、この石の特徴はと言いますと、 ショール(黒トルマリン)を芯に水晶が結晶しています。 つまり、ショールが斜めに水晶を貫いている感じ。 この感じはこちらの石に似ています。 パキスタン北部であることは確かですが、よく言われるギルギットではなく、 Dassuではないかと想像中。 この、ショールで串刺しの感じを写すのも大変なのですが、他にもいろいろ見所が。 一枚の写真では写せないので、それぞれ部分を写してみました。 上段左:この石にはベリルも刺さっています。 うっすら水色なので、アクアマリンと言ってもいいかも。 アクアマリン付き水晶でもあるわけです。 写真の他にも2カ所ほど埋もれています。 上段中:水晶の中に不思議な模様。 結晶と結晶の境目に何か別の鉱物が染みこんでいるようです。 樹枝状ではないので、デンドリチックとは言えませんが、 それと似たようなものであると思われます。 上段右:ガーネット。 深紅のガーネットが、半分埋もれています。 アクアマリン付きにしてガーネット付き。 下段左:つきだしたショール。 一番上の写真では右下の部分。 この付き出し方によって、水晶がまるで串刺しにされて 宙に浮いた状態で結晶したように見えます。 下段中:きれいな虹も 下段右:2カ所ほど確認できる、水晶中の斑点。 こちらと同じホットスポットかと思ったのですが、 こうしてアップにすると、放射状の結晶が確認できるので、 ショールが小さく放射状に内包されているのではないかと推理。 ……と、このようになんと4つの鉱物が一つになった贅沢な石。、 5センチほどの手頃な石で、4つの鉱物が楽しめる。 これもパキスタン水晶のいいところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/24 10:08:36 PM
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