カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
グリーン・ファントムです。 よく見ると先細りで先端にちょっ緑と泥かぶり。 う~ん、ガネーシュ・ヒマール産っぽい……違います。 ガネーシュ産と言われても驚かないどころか、うんうんと頷いてしまいますが、産地はパキスタン北部。お店の話ではギルギット。 これまで何度か言いましたが、ネパールとお隣インドの水晶は似ていないものが多いのに、インドを飛びこえパキスタンにはいると、ネパール産そっくりの水晶が出てくるのが不思議。 大きさは4センチほど、表面は磨りガラス状というよりももっとザラザラした感じで、内部はよく見えませんが、はっきりとした緑の内包物が見えます。 もっとよく見るとその内包物は山状になっていて、つまりグリーンファントムになっているようす。 このように、表面が磨りガラス状で内部がよく見えない場合、表面をぬらすと、ちょっと見えるようになります。 その方法で内部をなんとか写してみると……。 この緑色は緑泥……ではなくて、針状に見えるので、どうやらアクチノライトではないかと思われます。 お店では、このタイプはこれしかなかったのですが、できればクラスターで見てみたかった……。 とんがり水晶がつくつくと突き出ていて、一本一本の内部にこんなファントムが入っていたら……すてきだろうなあ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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