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2008/02/11
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カテゴリ:ブラジル産
オレンジ

レムリアン・シードです。産地はもちろんカブラル山脈。
……オレンジ色です。
最近、オレンジ・レムリアンとかタンジェリン・レムリアンという名前の
レムリアンシードが売られているのは見ていましたが、
この石の方がオレンジなんじゃないでしょうか。

この石や、一緒に売られていた兄弟石を見たら、
今まで見たのはオレンジじゃない……! といいたくなりました。
いわゆるラランジャとかラランジーニャと呼ばれる
みかん色の水晶にはやや劣りますが、しっかりオレンジ色です。

タンジェリンとか、ラランジャ、ラランジーニャと呼んでも
間違いではありませんが、たまたま産地がカブラル山脈で、
レムリアンシードということになるので、そちらを優先して
オレンジ・レムリアンと呼んでおきます。

さて、レムリアン・シードはもともと表面がややマットで
鉄分の影響によってほんのりピンクに色づいているものが知られています。
このオレンジは、その鉄分がやや厚めに付着したのか、
食のほんのりピンク(オレンジピンク)レムリアンよりも
マット(つや消し)度が高め。

レムリアンシードの特徴の一つであるとされている、
レムリアン・リッジ……一つおきの柱面に刻みつけられた横筋
(成長線・バーコード)がはっきりしないものも多いようです。

レムリアンシードは内部が透明で、表面だけがマット&色づきなので、
鉄分が影響したのは、水晶が成長を終えてからだと思っていたのですが、
一時期「ピンク・レムリアン」の名前で売られていた、
かさかさした感じの付着物付きのレムリアン・シードも、
レムリアン・リッジがはっきりしていなかったところを見ると、
表面の付着物とレムリアン・リッジの発達には、何らかの関係がありそうです。

写真の石は5センチほどと小ぶり。一応DT(両錐)です。
一緒に売られていた石の中から、小ぶりでも形が良く、
レムリアン・リッジのはっきりしているものを選びました。
おかげで小さくても、レムリアンシードらしい風格があると思っています。






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Last updated  2008/02/12 12:03:58 AM
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