カテゴリ:中国・(チベット)・韓国・モンゴル産
いつもとは違う角度で撮って見ました。 水晶をころっと転がし、とんがった方から根本に向かって撮ってます。 この角度は、この水晶の最大の特徴をきれいに写すため。 特徴……それは。 ご覧の通り、見事な縦縞! 縦縞の正体はヘマタイト。 薄い板状(雲母状?)に成長したヘマタイトが水晶に食い込み……というか ヘマタイトが結晶していたところに、後から水晶が成長してこんな感じになりました。 細く黒い筋……ヘマタイトとヘマタイトの間の部分で、 水晶がきちんと結晶しているのがおわかりいただけるかと思います。 とにもかくにも、水晶の成長に干渉が起こっているわけですから、 これは……一種のインターフェレンス? 裏側にはヘマタイトが食い込んでおらず、 逆に触像のような不思議な模様になっています。 薄い板状(雲母状?)のヘマタイトは、 たぶんこんな感じ(↓)だったのではないかと思いますが、 http://voidmark.fc2web.com/stones2/stone130.htm 似た水晶を他に見かけていないので、 果たして実際はどうであったかは定かではありません。 とりあえず、この水晶のことは「ひっかき水晶」と呼んでいます。 いや~、さすが、中国。 やはり、どんな水晶が出てきても、もはや驚きません。 中には「ダルネゴルスク産でしょう?」と言いたくなるような水晶も出ます。 同時に「どんな偽物が出てきても驚かない」と言えてしまうところが悲しいですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/12 08:57:51 PM
コメント(0) | コメントを書く
[中国・(チベット)・韓国・モンゴル産] カテゴリの最新記事
|
|