カテゴリ:ブラジル産
「ナチュラル・シトリン」と表示された中から探してみました。 大きさは人差し指の爪ほど。ほとんどが小さい欠片状だったのですが、 これは結晶の形が残っていました。 しかも、ファントム。 お店には申し訳ないですが、「ナチュラル・シトリン」の 「ナチュラル」については、「加工なし」の意味ならば、 「ん~」と唸りつつ、首を傾げさせていただきます。 この色合いは、個人的に加熱シトリンに見えるので。 ブラジルの南部、リオ・グランデ・ド・スル州か お隣ウルグアイあたりのアメジストを加熱して変色させたんじゃないかと 思っています。 あのあたりの、柱面が発達していない「つくつく・アメジスト」には、 紫色の色合いがファントムになっているのがあったはず。 (プチオフの時に他の石好きさんにも見ていただいたら、同意見でした) でも、なんて美味しそうな飴色ファントム! アメジストを加熱して変色させたにしても、 律儀に濃淡もそのままに変色するんですねえ! 水晶の色のしくみを考えれば、アメジストと加熱後のシトリンの色合いの濃さに 相関関係があってもおかしくないですが、 濃淡ファントムまできっちり変色するとは思いませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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