2409195 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008/04/06
XML
カテゴリ:ブラジル産
フェザー・ルチル

水晶の内包物の雄、ルチル。
ビーズの分野でもルチル入り水晶は大人気ですが、
失礼を承知でひとこと。

どうぞ、ビーズよりも大きな石をご覧ください。
なぜなら、ビーズにしてしまったのではわからない、石の表情が見えるから。

ビーズでは、ルチル入り水晶であることだけが、
あるいは何色ルチル入りであるかだけが注目されて、
石一つ一つの表情や個性にはあまり目が向けられないのではないでしょうか。

ビーズ好きさんの場合でも、原石を一緒に見ておくと、
内包物の特徴がくわしくわかり、ビーズでもいろいろ見分けられるようになります。

さて、写真の石はブラジル産水晶のドーム磨き。
ドーム磨きというのは私が勝手に言っている名称で、
底面を母岩のままに残しながら丸くドーム状に磨いたものです。
ガーデンクォーツなどでよく見かけます。

レンズ効果で内包物が拡大されて見えるので、
原石好きな私も、ついつい買ってしまいます。

今回は、シルバー・ルチルルチル入り水晶のドーム磨き。

すっきり伸びたルチルの結晶からさらに結晶が枝分かれしたように伸びて、
まるで鳥の羽毛のよう。
そのため、「フェザー・ルチル」と呼んでいます。

ドーム磨きだと、その繊細さが拡大されて、魅力倍増!

この羽毛状のようすも、ルチルらしい結晶の仕方だと思うので、
これを覚えていると、ルチルかどうかを判断する材料の一つになります。

また、不思議なことにこの累留、肉眼で見る限りはシルバーなのですが、
写真に撮ると、赤みが出ます。

ルチルは、和名を金紅石といい、透けると深紅、
光を反射すると銀色の金属光沢に見える石です。
写真で見える赤みは、透けた時の色を、
カメラのレンズが拾っているのでしょうか。

このような表情豊かな石を見ると、「ルチル入り」であること、
「シルバー・ルチル」であることはあまり重要ではなくなり、
この石、この一つの石だけが持つ個性に目を奪われ、見入ってしまいます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/04/06 09:56:58 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ブラジル産] カテゴリの最新記事


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Comments

フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

Recent Posts

Favorite Blog

石ころ館雑記帳 石ころ館店主さん
めいの一日 咲月さん
風の石達、花達、光達 coron2003さん
Rutile Cat The Twin Rutile-Catさん
まーの石と日々の色々 @まー@さん

Freepage List

Profile

KURO−M

KURO−M


© Rakuten Group, Inc.
X