カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
誰が呼んだか、石榴石。 誰が付けたか、石榴石。 そうです、これはガーネット。 産地はパキスタン。 つぶつぶ具合も、色合いも、つやつや加減も、もろにザクロ。 おまけで雲母付き。 全体で2センチ足らずのミニ石ですが、こうやってマクロ写真すれば、 なかなか見応えあるでしょう! ガーネットは、成分によっていろいろな種類に分かれていて、 色合いもさまざま、大きさもざまさま。 今回の石は、いろいろ見てみて、産地からすると 「スペサルティン」ではないかと思うのですが、確かではありません。 名前からするに「ガーネット(石榴石)」として最初に知られていたのは、 こういうつぶつぶ、つやつや、美味しそうな、 あたかも果物のザクロに「擬態」したかのような石だったのでしょう。 和名の「石榴石」は、そのままザクロですが、 ガーネットの語源はと言うと、ラテン語で「粒状の」という意味のgranatumに由来するそうです。 で、果物のザクロの学名は「Punica granatum」。ここにもgranatum。 ザクロとは「つぶつぶ」をキーワードにつながっています。 こちらの中国産ガーネットも、ザクロそっくりと思いましたが、 色合いとつやつや加減、密集具合で、今回の石の方がザクロ度高し。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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