2409210 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008/05/18
XML
希産でもなく、グレードが高いわけでもなく。
でも、心をわしづかみにするのが「変な石」。

なぜ、どうして、と疑問を口にするより先に
「何考えてるんだ!」という、叫びが口をついてでるような。


では、皆さんご一緒に。

石看板

「何考えてるんだ、いったい!」
……といいたいこの石は、ファーデン・クォーツです。
そうは見えなくても、ファーデンです。

ご存じファーデンはドイツ語で「糸」の意味。
その名の通り、結晶の中に糸のような白いラインが見えることが名前の由来です。

縦に伸びている、細い部分をよーくご覧ください。
根本の方がわかりやすいかもしれません。
なんだか白いラインが見えませんか。
肉眼ではもうちょっとはっきり見える、これがファーデン・ラインです。

以前に紹介した、これまたへんてこなファーデンクォーツの兄弟のような石です。
http://plaza.rakuten.co.jp/voidmark/diary/200706210000/
実は買ったときも同じ時。
1年近くたっての登場です。

細い軸に、ぺん、ぺん、ぺん、と適当に板を打ち付けて作った看板のような。
町どころか人家も人影もなさそうな荒野の、消えかけた道の傍らに立っていそうな看板です。

こうなると、ファーデン・クォーツがどうやって結晶したのかという
メカニズムよりも、何よりも、この石がどういう状態で結晶していたか、
それが知りたい。
がばっと掘られて晶洞が開けられたとき
(水晶は地中の岩のすきまのような空洞の部分に結晶しています。その空間を晶洞といいます)
この水晶はこの状態で、ひょろりと生えていたのだろうか。
結晶が部分的に色づいている(たぶん酸化鉄の影響)ところを見ると、
実際は固まった泥の中だった、というのがありそうですが、
それでもこんな変な水晶が母岩からひょろり、ちょろりと生えていたかと思うと……
実際、よく似た石が二つあったのですから、
こんな石がもっとあったとしても驚きません……
「水晶って、思っている以上にお茶目かも」と思えてきます。

パワーストーンでは、浄化や、パワーや、組み合わせが……と
いろいろ気にするポイントがあるようですが、こういう石に限っては、

「変!」

と叫んで、そのユニークさを楽しむのが正解かも。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/05/21 12:08:47 AM
コメント(6) | コメントを書く
[アフガニスタン・パキスタン] カテゴリの最新記事


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Comments

フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

Recent Posts

Favorite Blog

石ころ館雑記帳 石ころ館店主さん
めいの一日 咲月さん
風の石達、花達、光達 coron2003さん
Rutile Cat The Twin Rutile-Catさん
まーの石と日々の色々 @まー@さん

Freepage List

Profile

KURO−M

KURO−M


© Rakuten Group, Inc.
X