カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
実は、新宿ショー戦利品。
パキスタン水晶です。 よく見かけるギルギット周辺産ではなく、 パキスタンの真ん中あたりアフガニスタンよりのワジリスタン。 ファーデンクォーツが産出する地域です。 最近、層状構造が美しい、スケルタルタイプの水晶も見かけます。 今回の水晶は、実はこのスケルタル・タイプ。 母岩ごと写しているために水晶が小さくなり、 中の層状構造がきれいに写りませんでした。 スケルタル・タイプの水晶はこのように、 母岩の上に唐突にころりと結晶してるようです。 お店の人に、はずれやすいので気をつけるようにと言われたので、 なるほど母岩付きを見かけないわけです。 母岩が特に美しいわけではないので、母岩からはずしてしまうのでしょう。 さて、今回の母岩付き、見所はそれだけではありません。 目立つ結晶の左側に、ちくちくきらきらと小さな結晶が見えています。 実はこの小さなきらきらがファーデンなんですねえ! 最初にワジリスタンはファーデン・クォーツの産地だと書きましたが、 この石は、ファーでんとスケルタルという二つのタイプの競演石でもあったのです。 ふふふ、地味にすてき。 さて、この水晶、「バブル・クォーツ」という名前で売られていました。 どういう意味かと聞いてみたらば、層状構造であるだけに水入りのものがあり、 気泡が入っているものがあるからだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/18 10:31:10 PM
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