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2008/07/28
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カテゴリ:ロシア産
ピンク・アポ

久しぶりにロシア水晶です。
「ヒマラヤ・ロシア産水晶が好き……」と書いているブログなのに、
このごろちょっと「看板に偽りあるかも」状態でした。

最近のミネラルショーではロシアブースの元気がいまいちなので、
そのあおりで我が家のロシア石の勢いも停滞気味。
ただでさえ見かける機会が少ないし、ネットで見かけるロシア石は高い!

さて、写真の石は何年か前に買ったもの。
それがどうして今頃登場かというと、3.5センチほどの小ささでありながら
写真の腕を厳しく問う、見かけによらず手強い石なのです。

見かけは結構かわいいのです。
ちょっと黄色みが買った乳白色……というより半透明象牙色の水晶の上に、
きらきら乗っかる淡いピンクはアポフィライト。

アポフィライトといえばインド産が有名ですが、
インドでは見かけないピンクのアポフィライトが、ロシアで出ます。
この一見かわいい組み合わせがくせ者。

どちらも淡い色だけに、ちょっと間違うと色がくすんで暗く写ってしまい、
アポフィライトをきらきらさせすぎればピンク色が出ない。
半透明象牙色の水晶は、おもしろい形をしているのに立体感が出にくい。

私は、どのように光を当てるかが、
石を美人に撮る大きなポイントだと思っています。
ホイと机の上に石を置き、ぱちっと撮っただけでは
石を一番きれいに写すことはできません。
光をきれいに当てるため、石の角度を調整する工夫をし、
カメラを覗きながら微調整を繰り返します。

しかし、このような人為的な調整だけでもだめなのです。
私は、太陽光で写真を撮っていますが、
ずっときれいに撮れなかった石が、ある時突然きれいに写せるのは、
日々刻々角度と色を変える太陽光の働きもあると思っています。

太陽光の助けを借りて撮れたのが今回の写真。
水晶の立体感がいまいちですが、それは今後の精進と言うことで……。





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Last updated  2008/07/28 10:41:29 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
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