カテゴリ:ブラジル産
さーて、この石なんでしょう?……といっても、答えはすでに出てますが。 ちょっと角度を変えてもう一枚。 これもかなりの古参石。 買った当時は、いったい何かわからず、 この見かけなので、とりあえず「コンビーフ」と呼んでました(汗)。 もちろん、正体はレピドライト(リチア輝石)。 「なぜか、数が多いぞ~」と行っている、雲母です。 よく見かける紫ピンクのものよりは、やや赤黒くて、まさしくコンビーフ色。 ぺったり平べったい板状ならば、雲母とすぐにわかるのに、 この細い柱状というか、ずばりコンビーフ状というか、 なぜこんな形状になっちゃってるんでしょう? 何かに成長をじゃまされたかと思いましたが、 じゃましたはずのものが隙間に見つからないので、この説は却下。 案外、水晶のエレスチャルのように、これがレピドライトの骸晶なのかもしれません。 当時は石歴が浅くて、見たこともない形状だと言うだけで、 石の名前の見当もつかなかったんですねえ……私。 今見ると、ちょっぴりくっついているトルマリンや どうもスポデューメン(リチア輝石)らしき白い鉱物など、 おお、リチウムつながりではないかと頷けます。 手に取るごとにぺりぺりはがれるほどもろくはありませんが、 やはりミネラルタック(標本固定用粘土)には要注意。油断するとぺりっ! ちょっとスリリングなところがありますが、 丸玉に磨かれている塊状レピドライトよりも、雲母らしいこちらのタイプに手が伸びます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/07/29 11:05:48 PM
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