カテゴリ:ブラジル産
えー、5日以降、たくさんの方にご参加いただいております「そっくり博覧会」
結果は、楽しく集計させていただいております。 どうやら回答も一段落したようですので、明日48枚の正体発表したいと思います。 ここで図々しくももう一つのお願いを。 この実験企画、自分では確かめられないがためにみなさんのご協力を仰ぎました。 写真だけで石を見てどうなるか!……その結果も、やはり皆さんに見ていただきたいと思うのです。 中間報告以降の集計と、48枚の正体をご覧になって 何か思うこと感じたことがありましたら、どんどんお寄せください。 それがこの実験の真の結果になるのではと思っています。 さて、これから後はいつもの石雑記。 ケブラ・リーザです。 カブラ・リーザというのは、ブラジル水晶で、 ふつうの水晶が割れる場合は角がとがった鋭い形に割れていくのに対して、 タマネギの皮をはがすように層状に割れていくのだという、ちょっと変わった水晶なのだそうです。 そのために、残った形は、水晶(石英)が割れてできた形とは思えない、丸っこい形。 故にケブラ・リーザ、ポルトガル語で「なめらかに割れる」という名前で呼ばれているそうです。 今回の石は、我が家のケブラ・リーザ2号。 ……2番目に登場したために便宜上2号と呼びますが、1号も2号も同じ時に買ったもの。 1号は、形がなるほどケブラ・リーザのスタンダード、しかし表面がちょっと風化磨りガラス。 2号は、透明度抜群、しかし一部に母岩が食い込んで、形がちょっと惜しい感じ。 それそれに良いところ、いまいちなところが入り交じり、どちらを選ぶこともできずに2使ってしまったのでした。 溶け水晶マイブームがきてからというもの、なぜかケブラ・リーザがいい感じなんですよ~。 おそらく割れなければわからなかったであろう結晶の癖が、割れることで露わになる。 割れて、その後に残ったかけらは、まるで石の芯、精髄。 それが、卵を思わせるような、丸みを帯びた形をしている。 「割れてできた形」ではあるけれど、 同時にそれは石が自らとろうとした形のような。 石が、最後に残る何かを守ろうとした形のような。 そんなイメージが浮かびます。 今回のケブラ・リーザは、形がいまいちである原因の母岩の食い込みが、 石越しに見るとガーデンになっていて、 その上をケブラ・リーザの割れ方で透明な水晶が丸く包み、 一つの世界の風情を醸し出します。 見れば見るほど、水晶の割れ方じゃないよなあ……。 レムリアンシードは、結晶面の横筋(レムリアン・リッジ)に レムリアの情報を刻み込んでいるのだと言われますが、 ケブラ・リーザはもしかしたらこの割れ方で、何かの秘密を語っているのかも。 ちょっと金色に染まり始めた夕方の光の力を借りて、 輝くみずみずしさを写してみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/09/11 11:08:22 PM
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