カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
おなじみ、アフガニスタンパキスタン産です。 この産地では雲母がくっついて算出する鉱物がけっこうあります。 多くはちょっとグレーがかったような白雲母(マスコバイト)ですが、 一時期、もこもこしたやわらかいピンクのレピドライト(リチア雲母)と 同じようなピンクで透明なトルマリンのコンビネーションがまとめて入荷したことがあり、 ピンク&ピンクのかわいらしさにノックアウトされていた時期がありました。 そのときにトルマリンに混じって見つけたのがこれ。 もこもこピンクのレピドライトの中からトパーズが生えています。 透明……ですが、白い紙の上に置いてみると、若干青みがかっているようにも見える、 「クールな透明」です。 透明とはいえ一応は宝石鉱物、きっちり結晶形。 親指の爪ほどの小ささだったことが救いです。 さて、この結晶、写真を見ていただくと、上辺が段違いになっています。 欠けているのではありません。 この石は、この段差に続くように真ん中に継ぎ目があり、 どうやら一つの結晶のようでいて、二つの結晶がくっついているらしいのです。 このつなぎ目の様子で似ているのが、水晶の日本式双晶。 これは……もしかしてトパーズの双晶? アクアマリンがちょっとグレーがかった雲母を母岩にしてくっついていることがありますが、 その雲母がこのレピドライトだったら……、 ピンク&水色の組み合わせは、どんなにかわいらしいことでしょう。 水晶に内包されていてもかわいいだろうなあ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/09/28 09:28:16 PM
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