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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:読みま専科?
ドラマ化されたため、一躍有名になってしまった。
ただ、これだけは言いたい 私は決してドラマ化されたからこの作品が好きになったわけではありません。 ドラマ化されるずーーーーーーーーと前からこのコミックを買っていました。 そして、今回のドラマ化にも若干の不満があります。 だってぇ。だってぇ。今回のキャストでコミックの登場人物と性別が違う人がいるんだもん。 あの人は絶対男の人じゃなきゃだめ。だめ。だめ。 っと、若干。壊れかけではじめました今回の読みま専科。 こんにちわ。voja です。 医者、病院を題材としたコミックはたくさんあります。 「ブラックジャック」(←これは名作)、「ブラックジャックによろしく」「Drコトー診療所」などなど。 そのなかで、ビックコミックスペリオールに掲載されているこのコミック「医龍」は非常に分かり易いストーリーで勧善懲悪っぽいえがかれかたは読み手の気持ちをスカッとさせてくれます。 特に破天荒な主人公、朝田の登場で彼を利用しようとしていた助教授加藤も逆に窮地に立たされたり立たされなかったり・・・・・・。 また少年誌で描かれるような、少しずつ主人公の周りに集まってくる心強い仲間たちに私は、いつもワクワクして読ませてもらってます。そしてそれを上回る強大な敵に果たして朝田たちは勝利の二文字を掴み取ることはできるのか? なんか、こんな風に描くと格闘漫画やスポーツ漫画のような気がしますが、れっきとした医療漫画です。 この漫画のおもしろいところは、やはり、医者を中心とした病院の負の構造を描きつつ、それをぶち壊そうとする主人公たちのやり取りにあります。 相手もあの手、この手で主人公を排除しようと画策してきます。時には取り込もうと・・・・・ 主人公もこういった相手に対して皮肉交じりに、時には侮蔑を込めて行動を起こしますが、その根底には常に患者を中心に考える医者としての理想像として描かれています。 「死なせていい患者なんていねーんだよ。」「患者は待っててくれないんだ。とっととやれ!」「患者は命を奪われるかも知れないんだぜ。」「患者はモルモットじゃねえ。」 ストーリーの中に朝田が発する台詞はその彼の思想を如実に表しています。 だからこそ、それに見合ったポテンシャルを彼は持つのです。絶対的な技術力は仲間を鼓舞し、折れない意思は難しいといわれる手術を成功させてくるのです。 果たして、彼らは医局の黒い壁に楔を打ちつけることができるのでしょうか? とにかく、おもしろいです。けっこう熱くなれますよ。ぜひ読んでみてください。 小学館 医龍1巻~11巻(以下続刊) 医龍1巻 医龍2巻 医龍3巻 医龍4巻 医龍5巻 医龍6巻 医龍7巻 医龍8巻 医龍9巻 医龍10巻 医龍11巻(新刊) 楽天ブックス 星野書店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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