Slow n steady wins the race.

今日は友達と、「ぼくを葬る」という映画を見てきました。

フランス映画ってあんまり見たことないんだけど、全体的に流れが
ゆった～りしてて、少し眠くなってしまいました・・・(ヲイ)

自分の余命は3ヶ月。と宣告された、新進気鋭のカメラマン。恋人には
一方的に別れを告げ(彼はゲイ)、家族にも病気のことは言わず、唯一
祖母にだけ真実を話し、静かに最期を迎える・・・。

って感じの話。とりあえず、主人公がゲイという設定に驚きました。
また！？って(笑)予告を見た時は、恋人は女性に見えたんだけどな。
実際、恋人役は女性のような俳優さんだったんですけどね(笑)

映画の宣伝文句や、試写を見た人の感想で【感動】を売りにする映画
ってよくあるけど、この映画もそれの部類だと思う。でも私はあまり
感動した～！って感じではなかったかな。この映画に限らず、私って
世間一般に言われる感動作には、あまり感動しないんだけどね＾＾；

感想としては、う～ん。って感じ(笑)微妙とかそういう意味じゃ
なくて、なんとも言えない時ってあるじゃないですか。この間見た
「ブロークバック・マウンテン」と似たような感想が残った。

いろいろ考えさせられる、というか。主人公の病気がガンという設定
で、最後の方のシーンで映る体はガリガリに痩せこけていて、それが
また痛々しかった。そして凄く印象的だったのが、エンドロール。

普通、エンドロールって映画のテーマソングなんかが流れるんだけど、
今回はず～っと【海の波の音】だった。エンドロールが終わるまでの
数分間、ひたすら波の音。それがまた、切なかったけど・・・。

なかなか衝撃的なシーンもあるけど、見て損は無いと思える映画。

それに、主演の俳優さんがカッコイイんだよ・・・(爆)