らっぷわーるど

河北新報（宮城県仙台市）の友好紙・神戸新聞を通じて、
阪神淡路大震災（１９９５年）を経験した皆さんから、
東北の被災者への激励メッセージやアドバイスが続々と寄せられています。
その中から一部をお伝えします

「応援メッセージ　神戸から」

神戸の時もそのマナーの良さが海外メディアから絶賛されましたが、
東北の方々はそれ以上に忍耐強く、穏やかで感銘を受けました。
その姿を見ていると日本人であることの誇りを感じます。
神戸も地震直後はどうなることかと思いましたが、
何とか人々の努力と周囲の支援により、ここまで復興することができました。
東北の皆さんが、希望を失わず、前を向いて進んでいくことを、心より祈っています。
（神戸市灘区・大学院生）

「な～んにもいらねえ、生きていただけでよかった」と親子が抱き合っていました。
涙が止まりませんでした。
後ろを振り返らず、前を見て歩いてください。
人を信じてください。
（神戸市北区・無職・７２歳）

阪神淡路大震災の時には神戸寄りの明石で被害を受けました。
当時、６カ月だった息子を抱えて途方に暮れたことを思い出します。
同じように赤ちゃんを抱えておられる方の姿を見ると胸が痛み、また思い出します。
今、ミルクやオムツなどが足らないだろうと心配をしています。
お母さんたち、気持ちを強く持って頑張ってください。
（兵庫県三木市・主婦・４４歳）

私たちの兵庫県佐用町は小さい町ですが、一昨年水害に遭い、大きい被害を受けました。
今回の大地震と大津波による被害は計り知れない規模だとテレビから感じ取れます。
今は遠い所から援助いたしますが、行けるようになればお手伝いさせていただきます。
まだまだ寒い日が続きます。
何とぞ気持ちを強く持ってください。
（兵庫県佐用町・歯科医師・５８歳）

どうか一人で頑張らないでください。
みんなで声を掛け合って、一人でいる方がいれば積極的にお話してください。
あのころ、「がんばれ　神戸」ではなく、
「がんばろう　神戸」と言っていただいたことに感謝しております。
被災地に寄り添う支援を１０年先、２０年先もずっとずっと続けていきます
（兵庫県三田市・主婦）　

きょう少ないですが募金させていただきました。
水道、ガスなどライフライン不通のつらさは身に染みてよく分かります。
どうか一日でも早い復興を願っています。
（神戸市須磨区・会社員・４２歳）

このたびの大災害で、多くの介護老人施設が被害を受けました。
施設を利用されている方々やスタッフも、つらい思いをされていると思います。
つらい状況下で、必死に介護職として頑張っている方々に伝えたいことがあります。
今はすぐには行けないけれど、必ず同じ介護職として働いている私たちが手伝いに行きます。
だから、もうしばらく頑張ってください。
（兵庫県・介護福祉士）

阪神淡路大震災の時の支援を、私たち兵庫県民はずっとずっと覚えています。
来ない朝はありません、やまない雨はありません。
どうか希望をなくさないで。見守っていますから。
（兵庫県三田市・女性・５６歳）

「子どもたちのいないところでは感情をためないで吐き出してください。
声を上げて泣いてください。
そして眠ってください。
食べてください。」
（神戸市・主婦）

両手で娘さんと奥さんの手をつかんで逃げていた男性が
「津波にのまれ自分の手から２人とも離れていってしまった」と嘆いているインタビューを見ました。
津波に自分の大切な家族を引き裂かれたつらさ、悲しさ。この男性の思いを測り知ることはできません。
どうぞ、娘さんと奥さんが見つかりますように。
どうか、心の灯を消してしまうことのないように。
（神戸市垂水区・会社員・４１歳）

独りじゃないよ！　
みんなで、今、自分で何ができるのか考えています。
それぞれの力が集まれば元気数倍！　
ちゃんとあなたの後ろにはいっぱいの人が見守っているよ！
（京都市・女性・２８歳）


メッセージを募集します。
住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号（携帯も）を添えて、
２００字以内。電子メール、ファクス、はがきで。
▽宛先＝〒９８０―８６６０
宮城県仙台市青葉区五橋1-2-28
河北新報社紙面審査部「応援メッセージ」係。
メールアドレスｋｏｅ＠ｋａｈｏｋｕ．ｃｏ．ｊｐ　ファクス０２２（２２４）７９４７。


これ読んでいたら、涙が止まりませんでした。