Kimono Ponchoのブログ

こんにちは

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます

さて本日は、最近頂いた、とっても嬉しい海外からのおあつらえのご注文をご紹介させて頂きたいと思います

ご注文内容は、単衣の羽織
ご注文主様は、海外のまだお若いお嬢様です

私のEtsyのお店KimonoPonchoComの「Request Custom Order」ボタンから、ご注文頂きましたありがとうございます～

まずは、生地選びからですが、最初に「こんな柄がいい」とおっしゃっていたのは、よく若者向けの着物雑誌で見かけるような、元気なポップな柄でした

・・・で、そういう柄の着物は、ほとんどがポリエステル地。しかも、アパレルメーカーの特注なので、生地は市販はされていません

そして、もしも似たような柄のものが見つかったとしても、このお客様のお住まいの国の気候には、ポリエステルでは暑すぎると思われました

・・・そこで、お客様にもそのことを申し上げて、綿のプリント生地で、お客様のお気に召すような柄の生地を探すことにしました

なにぶん、季節がもう秋に入っておりましたので、浴衣地はすでにほぼ完売状態

なので、「お好みの柄候補」をもう何種類か挙げて頂いて、かなり頑張ってお探ししましたところ、やっと「この柄はすごく好き」とおっしゃって頂ける生地が見つかりました

そして、「衿にレースを付けて下さい」というご希望

私もこれまでゆかたポンチョの衿にレースを付けてきましたが、「羽織の衿にレース」というアイデアは全く浮かんでおりませんでした(^_^;)

日本人の私にとっては、「羽織」はあくまで着物の上に羽織るもので、どちらかというと「脇役」的なイメージがあったのですが、このお客様は、この羽織を「主役」にして、いわばパーティードレスのようにお召になるご予定なんだそうです
羽織が海外のパーティーで「トレンディーなファッションアイテム」として着られる時代になったんですね～
がんばってファッショナブルに作らなくては～

お仕立て方法は、「手縫いとミシン縫いの併用」です

しかし、羽織の衿付けは、普通の着物の衿と違い、衿をかなりたるませながら付けなくてはなりません。そうでなければ、外側へひっくり返しても、衿が反り返ってきてしまうからです

・・・なので、衿は全て手縫いしました


レースも、つりあいをみながら手で付けました


ちょっと手間はかかりますが、やっぱりきれいに出来ると嬉しいですね～

・・・ということで、続きはまた次回によろしければ、お付き合い下さいませ～

これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ～

ご覧頂きありがとうございました

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