Kimono Ponchoのブログ

こんにちは

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます

さて本日も、只今とりかかっております、「古着のお直し」のご紹介をさせて頂きたいと思います

ご依頼下さったのは、私の着物友達です

古着屋さんで購入された、刺繍が素晴らしいけれどもサイズが小さい中振袖の、古い胴裏を新しいものに交換するのと同時に、サイズをできる限り理想のサイズに近づけるというご依頼です

「できる限り」というのは、中古着物のお直しというのは、どれだけ縫込みが縫い込んであるかが着物によってまちまちなので、実際には「ほどいてみないと分からない」からです

今回の着物の場合は、そこそこ縫込みが入っていましたので、「ピッタリサイズ」までは若干届かないものの、「無難に着れるサイズ」にできそうです

前回は、古い胴裏を撤去して、内揚と袖付けと脇をほどいたところまでご紹介しました

それでは続きをご覧くださいませ～

まずは、ほどいた部分を中心に、しっかりめにアイロンをかけます
当て布に霧吹きして、蒸気をあててあげると、縫いあとの穴がふさがって、きれいになります





多少古くても、やっぱり絹織物はきれいですね～着てあげないともったいない

・・・で、これは脇にも少し柄がありますので、脇の柄を合わせるためと、身丈を前後左右で合わせるために、どうしても内揚が必要ですので、最小限の内揚を作り、脇の柄を合わせます（脇の柄は、大幅なサイズ変更の場合は、ずれることもあります）



身丈を長くしたので、衿も長くして付け直します（これも、衿先にそれだけの長さの縫込みが入っていないとできませんが、今回はできました）



長くなりますので、続きはまた次回によろしければ、お付き合い下さいませ～

これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ～

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