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テーマ:オシャレ大好き(193472)
カテゴリ:和裁士のお仕事♪
こんにちは
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます さて本日も、去年の年末に作った新作のご紹介をさせて頂きたいと思います 叔母からもらった共八掛付きの薄めのグレーと灰紫の正絹色無地反を使用した、着物とポンチョのアンサンブルです 前回は、ポンチョが完成したところまでご紹介しました 本日は「女性用対丈着物」のご紹介です 通常、女性は着物(長着)を「おはしょり」といって、腰のあたりで身頃をたぶらせて着るのですが、この「おはしょり」という着方は、そんなに古い歴史があるものではなく、せいぜい江戸時代以降のものなんですね。 「おはしょり」の起源には諸説あるようですが、一説には、江戸時代の御殿仕えの女性が、作業場で作業をする時には長い裾がじゃまなので、たくし上げて紐で縛って作業をしていたのだそうで、その「たくしあげスタイル」が広まったという説をどこかで読んだことがあります。「もし私が御殿仕えしていたら、きっと私もそうするだろうな~」と思ったので、良く覚えてるんですが(笑) とにかく、今は、女性はおはしょりをするのが普通です 着崩れしやすいとか、着るのが難しい反面、身丈がかなり違う着物でも、腰紐の結ぶ位置を工夫して着ることができるなど、便利な面もあります。要するに、一長一短です。 この「おはしょり」を綺麗に着付けすることが、「着付けの醍醐味」であるという方も少なくありません 私も、もちろん、今まで女性用の長着を作る時は、「身丈=身長」という女性長着の身丈算出方法にのっとって仕立てをしてきましたし、自分用の長着もそうやって作ってきました。 ただ、これまでず~っと、「ほんまにおはしょりが無いとアカンもんやろうか」という、素朴なギモンがアタマの中にありました。 だって、戦国時代のドラマで見る戦国時代の女性は「おはしょり」無しで素敵に着物(小袖)を着ておられますもんね ・・・ということで、今回、ずっと作ってみたかった「対丈着物」を作って、実際に自分で着てみて、良い点、悪い点を自分なりに検証してみることにしました まず、身丈は、長襦袢の身丈の算出方法と、男性着物の身丈の算出方法を参考にして考えました。 正直、女性用対丈着物の身丈を出すのは、思っていた以上に難しかったです(^_^;) 長襦袢なら、例えば3cmくらい裾の高さが違っても、長着の裾からはみ出さなければ、大して問題無いですが、長着の身丈については、「着てみて、ちょうど恰好良い長さ」が何センチなのかは、同じ身長であっても体型によってだいぶ違うので、正直、「着てみないと分からない」んですね~ なので、これがお誂えとなると、やっぱり1着めは「仮縫い」が必要になると思います。 このあたりが、「女性用対丈着物」の一番の難点のような気がします。特に袷着物の場合、「身丈直し」は大変な時間と労力を必要としますし、当然そこに縫製料金が発生します。 まあ、裾線の高さなんて、そこまで気にしなくても良いんじゃないかとも私は思うんですけどね男性はみんな対丈なんだし ・・・で、今回、私は初めての対丈着物なので、とりあえず、長襦袢の身丈の標準算出寸法プラス1寸(約4cm)でやってみることにしました 色の配置は、ポンチョの方で紫をたくさん使ったので、もうあまり自由がきかなくて、両身頃の半分と、上前衽と衿だけを紫に、あとはグレーにすることにしました ・・・ということで、長くなりますので、続きはまた次回に よろしければ、お付き合い下さいませ~ これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ~ ご覧頂きありがとうございました 和風ぽんちょ.comのホームページも、是非ご覧くださいませ 和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します 和風ぽんちょ.com Facebookページも宣伝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2014年01月15日 11時53分13秒
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