Kimono Ponchoのブログ

こんにちは

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます

さて本日も、最近頂いた海外からの嬉しいお誂えのご注文のご紹介をさせて頂きたいと思います

私のEtsyのお店、KimonoPonchoComには、「Request Custom Order（お誂えを依頼する）」というボタンがありまして、日々、様々なお問合せを頂いております

ご注文主は、海外の女性のお客様

ご注文内容は、ご自分で購入された、スターウォーズの綿生地を使ったゆかたドレス

縫製方法は、当店一番人気の「手縫いとミシン縫いの併用」です

「ゆかたドレス」と呼んでいるのは、最初「浴衣」のご注文だったのを、2013年5月1日から5月8日まで、4回にわたってご紹介した、当店オリジナルの「着付け不要のキモノドレス」の形に仕立てることになったためです

縫製方法は、基本的には「キモノドレス」と同じ方法で行います

まずは、マネキンをお客様のスリーサイズに合わせて微調整してから、それに合うように各寸法を決めていきます

前回の「キモノドレス」の時には、脇縫いは普通の浴衣と同じように、ウェストの位置ですぼめることなく直線的に縫って、後からウェストで余った布を縦のタックで全て吸収しましたが、そうするとやはりかなり縦皺が入ってしまいました

あと、1月15日から1月17日の日記と、2月5日から2月12日の日記でご紹介した、2着の対丈着物の時も、やはり縦皺が気になって、単衣の対丈着物においては、結局後から脇線を縫い直したという経験をもとに、今回は最初から、仕上がりのウェスト寸法を決めておいて、ヒップと抱き幅との差を、タックと脇線の両方で吸収するように設定してから、脇線を縫いました

ただし、対丈着物の時にも言及しました通り、これだけ脇線に角度を付けると、縫込みを切らずにそのまま残すことは不可能ですので、浴衣のように「洗い張りして仕立て直す」ということはできません

そういった意味で、身頃は構造的には和裁よりも洋裁に近い感じです

あと、後身頃と前身頃の身幅の配分も、対丈着物を自分で着てみた時に、「ここまで脇線を後ろ寄りにしなくても大丈夫だな」と思いましたので、今回は、ヒップの高さで後幅と前幅をちょうど同じ幅にしてみました

もちろん、身幅の配分については、ご注文主様のサイズによって、個人差がありますので、一概に「この配分が良い」とは言えませんが

・・・ということで、脇線を縫って、縦のタックを入れて、衽を付けてみました


この時点で、かなりマネキンに自然にフィットしている感がありましたので、このまま衿も付けてみました



うんなかなかイイ感じ

・・・ということで、続きはまた次回に
よろしければ、お付き合い下さいませ～


これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ～

ご覧頂きありがとうございました

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