Kimono Ponchoのブログ

こんにちは

いつもご覧頂き、誠にありがとうございます

さて本日も、最近頂いた、とっても嬉しいお誂えのご注文のご紹介をさせて頂きたいと思います

ご注文主様は、私の友人である、外国人男性E君のお友達の、身長198ｃｍの外国人男性

ご注文内容は、着物と羽織と長襦袢のセットです

使う布地は、着物と羽織は同じ生地で、寒い時期にも着れるぐらいの分厚めの綿生地で、赤と黒の無地で、色の配置は、E君の指示のもとで進めます

襦袢は黒の無地

縫製方法は、当店一番人気の「手縫いとミシン縫いの併用」です

前回は、着物が縫い上がったところまでご紹介致しました

それでは、続きをご覧くださいませ～

さて、次は羽織です

まず、E君の指示通り、羽織は、着物と逆で、左身頃を赤、右身頃を黒にします



羽織は内揚も衽も無いので、着物よりもずっと仕立てが楽だろうと思われるかもしれませんが、実はそうでもないんですよ

なぜなら、「前下がり」があって、「マチ」があるからです

前身頃の裾が斜めで、「マチ」も斜めなので、特に単衣の場合は、「マチ」の裾返りをきれいに縫い合わせるのが結構難しいんです

外から見ているだけだと、あまり目立たない部分ですが、結構時間がかかります(^_^;)


吊ってみると、こんな感じ
前身頃と後身頃の間に挟まっている細い布が「マチ」です



なぜ羽織に「マチ」が必要なのか、私は詳しい理由は知りませんが、例えばお相撲さんはこの「マチ」にまるまる1枚分の反物の幅（1尺）を使うそうですので、身幅がすごく広い人のための「身幅拡大」のための工夫なのかなあと思っていますが、詳しいことをご存知の方、おられましたら教えて下さい

・・・ということで、長くなりますので、続きはまた次回に～

よろしければ、お付き合い下さいませ～


これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」から、お気軽にお問合せくださいませ～

ご覧頂きありがとうございました

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