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テーマ:オシャレ大好き(194628)
カテゴリ:和裁士のお仕事♪
こんにちは
いつもご覧頂き、誠にありがとうございます さて本日も、最近頂いた海外からの嬉しいお誂えのご注文のご紹介をさせて頂きたいと思います ご注文主様は、私がフェイスブックを始めて間もない頃からの着物友達、オランダ人のカロリンちゃん ご注文内容は、お手持ちの正絹の振袖の仮絵羽2着のお仕立てです まずは、愛らしい水鳥の金彩刺繍が施された豪華な振袖のお仕立てです 前回は、背、左脇、左衽付けの裾模様を柄合わせしたところまでご紹介致しました それでは、続きをご覧くださいませ~(今日はちょっと専門的な長文になってしまいましたので、あまり和裁に興味の無い方は、文章はとばしていただいて、写真だけご覧くださいませ) 前回の日記でもご紹介しました通り、ご注文主様は、とっても背が高い女性ですので、この振袖を全く内揚無しで仕立てたとしても、彼女の理想の身丈には全く届きませんし、彼女ももちろんそのことは了解済みです でも、やっぱり出来得る限りは身丈を長くしてあげたいので、可能ならば内揚無しで仕立てたいところです なので、柄を合わせなければいけない場所をとにかく合わせてみた上で、なんとか内揚無しで仕立てられないか、チャレンジしてみることにしました絵羽着物の内揚無し仕立ては、私にとって初めてのチャレンジです まずは、背縫いです 本来なら、大人女性の長着は、「衿を抜く」ために、「繰り越し揚げ」と言って、肩山で衿肩あきをあけてから後ろ身頃の布をつまんで衿肩あきを「繰り越し」寸法だけ後ろへずらすのですが、そうすると、ただでさえ短い身丈がもっと短くなってしまうので、今回は「切り繰り越し」と言って、後ろ身頃の布をつままずに、肩山より「繰り越し」寸法だけ後ろへ下がった位置に衿肩あきをあける方法を採用しました そして、この振袖は、裾だけでなく上の方にも絵羽模様があるので、裾の次に上の方の柄も合わせてみました もうこの時点で、右身頃と左身頃の布丈がどうしようもなく違ってしまっている場合は、内揚を作らざるを得ないのですが、ラッキーなことに、ちゃんと長さが合っていたので、揚無しでも背を縫うことができました 次に、裾模様のところだけ縫った両脇を、そのまま身八つ下まで縫ってしまったと想定して肩山がちゃんと座るかどうかを見てみました。これも、あまりに地の目が斜めになってしまっていると肩山が座らないので、結局は背中心も少しほどいて内揚を作らざるを得ないところなのですが、ラッキーなことに、ちゃんと座りそうでしたので、両脇も内揚無しで縫うことができました~わ~い 前回ご紹介した通り、裄絵羽(袖付けの合わせ模様)は「多少の柄ずれはOK」なので、袖付けは問題無いので大丈夫 衽も上まで付けて、無事に縦縫いができました~ 絵羽着物のお仕立てをされたことがある方にはお分かり頂けると思うのですが、ここまでで、すでにかなりな達成感です ・・・ということで、長くなりますので、続きはまた次回によろしければお付き合い下さいませ~ これをご覧になって、ご興味をお持ち頂いたお客様、是非Etsy KimonoPonchoCom の「Request Custom Order 」ボタン、または、当店のホームページの「お問合せフォーム」または、Kimono Poncho.comのフェイスブックページのメッセージ機能から、お気軽にお問合せくださいませ~ ご覧頂きありがとうございました 和風ぽんちょ.comのホームページも、是非ご覧くださいませ 和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します 和風ぽんちょ.com Facebookページも宣伝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015年02月04日 10時56分54秒
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