製作予定のご紹介:アンティーク着物が好きで背が高い貴女へ!布幅36.5cmで裄75cmを実現します!その4:柄合わせが完璧♪
こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、当店の和風ポンチョの長所のご紹介第4回としまして、「柄合わせが完璧」という点をご紹介させて頂きたいと思いますこれまでの3回で、ごく一般的な布幅36.5cmの布地では、身長162cm以下の方用の着物しかお仕立てできないところが、当店の和風ポンチョなら180cm以上の方用にもお仕立てできるという長所をご紹介致しましたが、本日はもう一つの大きな長所のご紹介です着物だとなかなか合わない脇と裄の絵羽模様も、ポンチョなら完璧に合わせられますまずは写真をご覧くださいませこれは、柄合わせをする前の、2枚の布地を並べただけの状態です。現在当方にある反物のうち、一番分かりやすい縦に長い絵羽模様の部分を使ってご説明致します。これをどこかで縫い合わせて一枚の絵のように見せることを「柄合わせ」と言います着物の構造上、真正面(衽付け)と、背中心は、必ず柄が合うようになっておりますので、ここでは脇と裄(袖付け)の柄合わせについてだけご説明致します。最初に、着物の構造にとって理想的な体型の方(身長155cm、ヒップ90cm 程度の方)用に仕立てた場合の脇と裄の絵羽模様はこうなりますご覧のように、完璧に柄が合いますどこが布地の境目なのか分かりにくいですが、上と下に針が1本ずつ打ってあるところが境目です。本当に日本画を見ているように美しいですね次に、身幅が広い方(ヒップ105cm程度の方)の脇の絵羽模様はこうなります。布幅をギリギリいっぱい使おうとすると、脇の柄はこのように「柄ずれ」を起こします次に、身幅が狭く、背が高い方(身長175cm,ヒップ85cm程度の方用に、キングサイズの布地を使って仕立てた場合)の脇の絵羽模様はこうなります。分かりやすいようにアップにします橋の欄干が上にいくに従って2本に分かれています。なぜこのようなことが起こるのかというと、裾の身幅寸法と肩幅の寸法との間に8cm以上もの差があるため、縫い目が布地に対して斜めになってしまうからです最近では特に若い方にはこのような体型の方が多く、脇の模様は裾だけしか合いません。裄の模様(袖付けの部分の模様)は、あらかじめ無しにしてあるか、あっても横線がすっと1本だけ通っているような柄付けが多くなっています。ということなので、昔の日本人女性の体型に合わせて作られているアンティークの着物の柄合わせは、今のすらりと背が高く手足も長い方の寸法には完璧に合わせることは不可能なのですでもせっかく「アンティーク着物が好き」と言って下さる若い方に、なんとか着て頂きたいこれが、私が和風ポンチョを開発した第2の理由なのですそれでは最後にもう一度当店の和風ポンチョの柄合わせ具合をご覧下さいませ見事な日本画の世界が広がっておりますなぜこのようなことが出来るのかそれは、両端にもう一枚ずつ布地を加えることで裄寸法が確保できるため、縫い目を斜めにする必要が無く、全て背中心に平行に、また、最も柄合わせがしやすいところで柄を合わせることができるからなんです長々とご覧頂き誠にありがとうございました m(__)mこれからも、どんどん「和」の可能性を追求して、新しい商品を開発して参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します m(__)m最後に、当店の和風ポンチョはその独自性と新規性を認められて、実用新案登録を受けております。(実用新案登録第3160616号)当方に無断でのデザインの使用または製品の製造は違法となりますので、ご注意下さいませ m(__)m和風ぽんちょ.comのホームページでも詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧くださいませ和風ぽんちょ.comのfacebookページも、よろしくお願い致します m(__)m和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝