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カテゴリ:3rd Grade Elementary
『子供にお手伝いをさせていますか?』 とか 『夏休みの宿題の一つが家庭でのお仕事の手伝い』 とか日本の学校系では よく話題に上る。 あまりお手伝いをしない子が増えているから? 家でお手伝いのような責任を持たせてやると 子どもが家族の一員としてその役割を意識するようになる というのがその考えの背景らしい。 アメリカの学校では、家の仕事って言うよりも 周りのボランティアとかクラスの中の仕事に焦点が当たってる気がする。 自慢じゃーないが 我が子たち、8歳、6歳、3歳の子供たちは 数ヶ月前まではまったくお手伝いをしなかった。 学校や習い事でお手伝いをする時間がなかったし、 こちらも忙しいので、手伝わせるより 母親のワタシが自分でやったほうが早いと思ったり。 結果、家事の負担が母親にだけのしかかってきて 仕事で忙しい夫にも家事の負担を要求してみたり。 やっぱり一人で行う家事はつまんないものだ。 子供3人とわたしが休み中に家に居ると 気を抜くことのできる時間がほんとうにない。 たとえば、宿題の休憩で 『ちょっと近所を自転車に乗りに行ってくる!』 と3人が出て行っても アメリカでは、大人が一緒に外出することを期待されている。 そして、結局わたしもお付き合いすることになる。 ほんとうは、ちょっぴりのんびりしたい。かなりのんびりしたい。 思い切って出てみると楽しい発見もある。 さすが北国。 りんごの木があちらこちらで実をつけ始めた。 帰ってきたら、 『お腹すいたー』の合唱が始まるので 一息つく暇なくランチの支度。 『今日はピザパンにしよう!』 と声をかけると 子供たちが、わーと寄ってきて 我先にとお手伝いをしてくれた。 夏休みに入って 家に居ることが多くなって 家のことに興味を持つようになった。 そして、適度にお手伝いのお礼としてお小遣いを渡していたら もっと手伝ってくれるようになった!!! もしかして、子供たちって役に立つかも? なんて思い始めたワタシ。 オーブンの鉄板に10枚ほど食パンを並べて 片っ端からトマトペーストを塗る子供たち。 時にはそのペーストをなめながら。 そのくらいは目をつむろう。 中身は野菜をみじん切りにしてベーコンと 残り物のサーモンを炒めて乗せ、 最後に子供たちがチーズをかけるとできあがり。 こんな風にみんなで作ると楽しいし美味しいし、子供たちも良く食べてくれる。 やっと一息ついた私は 初めてFire Kingのマグでコーヒーを作ってみる。 IvoryのDハンドル。 透けた感じがなんともいえなくてかわいい。 今日も朝から食器洗いをしてくれて ランチの後も片付けてくれて助かった。 余りに小さい年齢から無理してお手伝いさせると 大人も子供もイライラしそうだけど ちょうど良いタイミングだったみたい。 また、我が家は夫が積極的に手伝ってくれるので そんな姿は、子供たちのちょっとしたお手本にもなると思う いつか自立する子供たち。 お手伝いは自立への第一歩なんじゃないか。 そう考えて すっかり「お手伝い」推奨派になった。 これで一息つけるようになりそうだ。ウシシ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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