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カテゴリ:自分のこと
ここ数ヶ月、英会話教室を営んでいた企業「NOVA」の話が
経済欄を賑わせていますね。 「お茶の間留学」のうたい文句は誰でも聞いたことがあるでしょう。 証券会社で営業マンをしていた頃 NOVAの株式上場の際に株式の売り出しのお手伝いをしたことがあります。 実際に社長にも会った事があり(個人的にじゃないけれど) 思い入れ深い会社のひとつなのですよ。 今までの経緯をざっくり少し。 入学時に授業料を先払いするシステムを取っていたようで 途中で辞めてもその授業料が戻ってこないことがきっかけとなり 企業イメージが落ちてしまう。 英語講師達のお給料が数ヶ月に渡って延滞し、 講師たちはストライキを起こし、 契約してあった小学校・中学校の授業に不参加。 自治体からもついに教師派遣契約を破棄されてしまう。 受講生もどんどんと減っているので収入が減少、 そして先週の会社更生手続き申請。 (流れが間違っていたらゴメンナサイ~) 先ほどあちこちの新聞サイトで 「NOVA元社長の社長室」が公開され始めました。 社長室の奥にミニバーがあり、 その横の隠し通路を行くとサウナや寝室などの 豪華な内装が見つかったようです。 こんなに企業がひっ迫している中で 会社を私物化したオーナー(元社長)は今後、 その責任を取っていくでしょう、、との内容。 その社長ですが 確か理工学部出身の理系の真面目そう な印象を覚えています。 なんで、この人は英会話を思いついたんだ? と株式公開の説明会で感じたっけ。 経営の表に立つ、よく言う「オーナー社長」の快活な感じではなかったのですよ。 なんだか、全てがお膳立てされていたような感じ。 例えば、ドンキホーテの社長は、一目見ると絶対に忘れられない、 あの陽気で喋りのうまいカリスマ持ち。 パーク24(Times)の創業者は、 間違えて会社訪問してしまったときに 社長室まで迎え入れ話を聞いてくれたっけ。 あとで支店に帰って大目玉受けましたが。 オーナー社長って独特のものを持っている人が多い。 話を元に戻すと NOVAの元社長の印象と あの社長室がとても不釣合い。 でも、あの会社を上場までにこぎつけた我が古巣が うんと関係を深く持っていたとしたら ちょっと納得できちゃうかもしれない。 人生はお金だけじゃないよ と心底悟った場所だったなぁ。 きっと、元社長もいま、悟っている頃でしょうか。 それにしても、あの社長室、何に使っていたんだろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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