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カテゴリ:シカゴのレストラン
クリスマスイブの夜。 いつものように、サンタが各家を回ってプレゼントを配っていた。 電光で華やかに飾られた明るい家々。 家の中には大きなクリスマスツリーがそびえ立ち、サンタからのプレゼントを待っ ていた。 ホッホッホー! サンタは嬉しい気持ちになって、子供達へそっとプレゼントを置いてその場を後にした。 次の家にもやっぱり同じように煙突から入った。 だけれどその家は他の家と違っていた。 まず、家の周りが明るいライトで飾られていなかった。 家の中も静まり返って真っ暗だった。 そっと覗いてみると そこには丈夫な防水布で出来ているポンチョに包まった一人の男が眠っていたのだ。 よく見てみると暖炉には家族の写真が置いてあるが その男は一人きりのようだった。 そうか、ここは戦場なんだ。 サンタは気がついた。 家族から離れて一人でクリスマスイブを過ごしている男をみていると 悲しい気持ちになってシクシクと泣き始めた。 どのくらい経っただろう。 シクシクと泣いていたサンタの声に気がついた男が起き上がった。 『どうして、私の家でサンタが泣いているんだい?』 サンタは理由を話した。 男は、それを聞いて静かに答えた。 わたしは、この国の自由の為に戦っている戦士です。 それは家族も知っています。 わたしがそうすることを選択したのです。 さぁ、今日はクリスマスイブです。 もう泣かないで 他にあなたのことを待っている子供ところへ行ってください。 そう男に言われてサンタはクリスマスイブの自分の仕事のことを思い出した。 そうだ、まだ仕事があった、泣いてはいられない。 あなたのことは忘れないよ。 そうお互いに言ってその場を離れ、夜空に向かってソリに乗った。 *************** わたしのひいきにしているラジオ局は 11月に入るや否やクリスマスソング一色。 そして、曲の合間のトークも聞き入っちゃうのですが 運転中に流れてきた上のストーリー。 CMの時間なのに スポンサーもなく、ただ流れてきたこのストーリー。 政府のプロパガンダといってしまえばそれまでですが 実際にまだまだイラクには150000人前後の戦士達がいるようです。 各国が軍隊を撤退している中 家族が集うクリスマスの時期に アメリカの国の士気をあげるためには こういう宣伝も必要になるわけです。 クリスマス気分が一転して 悲しい気分になって買い物前の駐車場にしばらく佇んでしまいました。 ****************** 話は180度変わりますが、ついてきてくださいね。 ひさしぶりにシカゴの新規レストランを開拓しましたよ! 本場インドの味が安価で楽しめます。 Cool Mirchiです。 お勧めは月~木(11時半~14時半)のLunch Expressメニューのターリー。 ターリーとは 大きな皿にカレー数種類、ナンや、ご飯、デザートなどが盛り合わせてあるDishのこと。 私が頼んだのは、Vegetarian Tahli。このボリュームで4ドル95セント。 相方くんが頼んだのはNon Vegetarian Tahli。5ドル95セント。 ただの辛いインド料理とは違い 味わいとコクを堪能。 若い頃インドに数回行ったときそこで食したターリーの味に近いものでした。 とは言っても、辛いものがちょっと苦手な私。 インド人のウエイターに「辛くないよね~」と聞いたら 「ぜんぜん辛くない」との返答。 教訓; インド人に辛さを聞いてはいけません。 他のレストランでも、 カリフォルニアで一緒に行ったインド人のママとのランチでも みーんな「ぜんぜん辛くないよ~」と言ってました。 ほんとに彼らには辛くないそうです。 わたしには十分辛いの、、、 今回はマンゴーラッシーに救済されました。 最後のお口直しに出てきたこれ↓ やめればいいのに、トライして撃沈。 手前の細かい方は、まだ美味しい。シナモンのカレー版みたいな味。 奥の丸い種は、どんな味だったかも覚えてない、もう泣きそうな味でした。トイレへ直行。 これぞまさしく本場のインド料理だ!!! パラパラと来店する客はみんなインド人ばかり。 ここは穴場であると思われます。 ぜひお試しあれ。 CoolMirchi 814 E-Nerge Road Roselle, IL 60172 Phone: 630-529-0999 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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