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我思う故に我あり

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カテゴリ:教養本

【送料無料】民主主義とは何なのか [ 長谷川三千子 ]をよんでいる。前回の憲法言論とくらべると、歴史的に民主主義をひもといてはいるが、原論のような、民主主義と歴史、宗教、

政治学との関連性でのべているのとは違い、民主主義はいかがわしいという人々の歴史観があったと述べているにとどまる。フランス革命は大量虐殺の歴史があり、その負の汚名を

断ち切ったのは、第一次大戦、特に第二次大戦における民主主義国によるファシズム国に対する勝利であり、その後は共産主義国に対する民主主義国の勝利で民主主義の汚

名が返上されたという。というか我々の世代は、200歳も生きている人はいないわけだし民主主義がすばらしいと思って当然としているという。

そもそも、民主政体は古代ギリシャに始まったが、民主政体の当然の帰結としてリーダーがひつようであり、アテネでは僭主政がそれであるという。

しかし、ギリシャ人は民主政体のこの僭主制度に対するアレルギーをもっており、断行裁判なるものを作って、リーダーすなわち僭主を何人も処刑しているという。

まあ、私が考えたのは、確かに、民主政治は一つ間違うと独裁者をつくりあげてしまう。それは民主主義の宿命ともいえよう。

ご清聴ありがとうございました






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Last updated  2013.12.27 16:11:49
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