|
テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:うつとこころ
前回の日記に、心の込められた、温かい言葉をありがとうございました。 いつもいつも、自分はひとりぼっちなんだと無意識に思ってしまいがちだけれど、 応援してくれる方たちがいるということが、とても嬉しいです。 先日、通っている病院であるセミナーが行われていたので参加しました。 テーマは「社会復帰について」 その中でも、「社会に生きていくコツ」というものでしたが、 きっと、そこに参加したひとたちや、病気を抱えているひとの多くは「社会復帰」について よく考えているのではないかと思います。 私の中の「社会復帰」とは、「いつでも働ける状態になること」でした。 でも、社会で生きるということは職場や学校などの特定の場所で生きることではなく、 場所はどこでもいいから、自分が主人公として生きることなのだという話を聞きました。 自分が考えて、自分が決めて、自分が実行に移して・・・ 失敗する自分も許すこと。 そこへ行くまで、まず一番大事なのは「休むこと」 でも、休み方というのがひとそれぞれに形が違うのかもしれないけれど、 とにかく自分が「安らいでいる」と思える休み方をすることが大切なようです。 入院しているから、布団の中にもぐっているから、「休んでいる」わけではなく 特にうつになりやすい性質の人は、例えば怪我や病気のように、見た目に体を休めることが、 休めているということではないということ・・・。 お布団の中で、自分を責めたり自分をダメ出ししたりしているのでは、 「脳」はいっときも休むことができないから。 まず、休むこと。考えないことで休んでいたら、知恵がわいてくる。 もし考えないことが難しかったら、ほかの事を考える。 音楽を聴いたり、本やマンガを読んだり、ゲームをしたり、自分に関心を向けないようにして休む。 そして、その選択肢がひとつでも増やしていけたら増やしていく。 拒食やリスカなど自分を傷つけずに、なるべく自分が傷つかない休み方をみつけていく。 それも、「強制的」ではいけなくて、周りのひとたちがこうすれば気が紛れるだろう、と 散歩を薦めたり旅行に行かせたり(それで楽になる場合はもちろんOKだと思います) するのではなくて、自分がどうすれば休めるのかを自分の心に、体に聞く。 人によって、「休む」イコール「ムダなこと」と思われていることが多いけど、 まず、とにかく一番大事なのが「もういいかな」と思えるまでとことん休む。 明日のこと、半年後のこと、数年後のことを気に病むのではなく、一番大事なのは「今」 なのだと。「今」どうyって気が抜けるか、「いいかげん」になれるかが大事なこと・・・。 自分を救うのは自分。 生きやすく生きられるように生きること。 やりたくないことはやらない。 自分を許す。許してあげる。 ・・・と、自分の解釈も含めてこんな内容の話を聞きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.31 11:04:26
|