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テーマ:感じたこと(2893)
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今日は青空が広がっているけど、風が強くて木の枝を大きく揺らしています。 うねる大きな音がして、私は、こういう風の日はちょっと苦手です。 自然にはかなわない、自分の小ささを感じさせられるからでしょうか。 私が住むところは、いわゆる下町と呼ばれるところです。 でも、下町らしい景色というのは、もうほぼ残っていません・・・ 駄菓子屋さんも、手作りのコッペパンを作っていたパン屋さんも、 大きな柳のある、子供が集まる小さなもんじゃ屋さんも、なくなってしまいました。 風雨に現れて飴色になった木造家屋も、小さな盆栽が並ぶ路地もなくなって・・・ ここ十数年の間にどんどん建て壊されては新しい家が建ったり、駐車場になったりしています。 木造家屋は耐久年数が短いし、すきま風は吹くし、 少しの風でも窓が大きな音を立ててがたがた鳴るし、地震にも弱いし・・・ 仕方ないことかもしれませんが。 やはり寂しく、古い家を見ると、ああ、いつか取り壊されるのかな、と思ったりします。 昔、表参道や代官山にあった同潤会アパートも今では見る影もなく、記憶の中にだけ残っています。 あの景色を、忘れないようにしたいな・・・と、思ったりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.26 10:38:14
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