雨がしずかに降る日には

今日はテレビを観ていたら、たまたま「東京物語」を放送していました。

小津安二郎監督の名作！！

観たのは途中からだったのですが、なんだかとても懐かしかったです。

前に観たのは何年前だろう・・・





笠智衆さんの哀愁がなんともいえず、心がぎゅっと締め付けられます～

原節子さんなんて見ていると、その丁寧な仕草や言葉を真似したいな、とか。

お義母さんが亡くなった息子のお嫁さんだった原節子さんの部屋に泊まるシーンが良かったです。

とてもきれいでたおやかなようにも見えるのに、

言葉も柔らかいけど頑として譲らない芯の強さとか。


今にないものがたくさん詰まっているなぁと感じて・・・

一方で、現代社会につながる部分もあるけれど、昔見たときにはひどく不愉快だと思っていた部分を

今見ると、原節子さんの台詞がすとんと体の中に入る感じがしました。

やっぱり昔は背伸びして観ていたなあと思ったり。



今、ＢＳで色々な日本映画の名作を放送するそうなので、

観れるものは観ていきたいなと思いました。