雨がしずかに降る日には

今、東京藝術大学美術館にて、

「香り　かぐわしき名宝」展が開催されているということで

私も観にいきたいと思っています。


藝術大学美術館にも行ったことがないので楽しみだし・・・


今は上野で春ぼたん祭もやっているそうなので、見ごろは月末くらいかな・・・と思うので

時期を合わせて行ってみたいです。


最近では、あまり何かを観賞するということが少なくなっていたので。


上野東照宮のぼたん苑も、電車の中吊りを見かけては、行こうと思うのですが

結局今まで一度も行ったことがありません。


香りの美術展では主に日本のもの中心に展示されるようですが、

そういえば、以前香水瓶の美術展に行ったことがありました。

ヨーロッパの貴族が使っていた香水入れだとか、色々見ごたえがあってそれも良かったのですが

日本の「香」も興味深いです。

お香は、いつか体験してみたいなあと思います。

銀座の「香十」では香道で使う道具なども置いてあるのですが、その道具も繊細で美しい。

何に使うのかはよくわからないですけど・・・

香を聞くときの仕草なんかも日本的で美しいなと思います。



よく日本の香りとして知っているのが白檀の扇子の香りだったりして、

なんだか箪笥の奥の方の匂いというイメージがして好きでもなかったのですが、

香十で小さな匂い袋を買って、中に入れるのに選んだのが白檀でした。

練り香だったのですが、とてもみずみずしくて素敵な香りなのです・・・


昔はお風呂にあまり入れなかったものだから、

着物にたきしめて匂いをごまかしていたという話もありますが、魔よけの意味もあるそうです。



春の、今しか味わえない芽吹きの香りというものもありますね。

少しお出かけして、春を味わってきたいなあと思います・・・