テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
カテゴリ:姑のこと
昼間、庭に笊を並べて椎茸とワカメを干していた。
姉が、300円分の椎茸と200円分のワカメ買ったら、ヤマとあってさ、と。 彼女は、商社マンだったせいか、恐ろしいような買い物の仕方をするのだが、その分我が家の援助物資となってくるので大助かりなのだ。 しかし、本当にすごい量だったので、我が家に来た分は半分だが、それでもすごかったので、 庭に笊を並べて干していた。 そこへ、通りかかった近所の奥さん。 その奥さんのところにもお姑さんがいて、ここの戦いは我が家くらいのものではない、 カラスが鳴かぬ日があっても、ここの嫁姑バトルの怒鳴り声が聞こえないはない、と、言うくらい 頑張ってる奥さんなのだ。しかもここの姑、うちの姑と同じパート先でしかも仲良しと来てる。 奥さん「陽菜さん、バアサンにご飯作ってやってるんだって?」 私「作ってやってるって云うか、管理して食わせないと血糖のコントロールが出来てなくて、どうしようもないのよ、寝込みでもされたら私にかかってくるからねぇ」 奥さん「パート先で嫁から食べ物を制限されてるって言いふらしてるらしいよ、してやったところで、そんなものだよ。ある程度で少し放り出しなさいよ。そうしないと、陽菜さんが大変だよ」 私「ありがとうね、とにかくもう少し頑張ってみるわ、それでダメなら、アメリカの娘のところに追いやるわ」 そんな会話をして、笊一杯に、椎茸とワカメを干してしまって、家の中へ入ろうとしたところへ、 パートから帰ってきた姑の声。どうやら、近所の人と玄関先で鉢合わせした様子。 とっさに、玄関内に入ったら、早速聞こえてきた、 近所の人「姑さん、あなた最近糖尿がわかって色々大変なんだってねぇ、食事も好きなもの食べられないんだってね」 姑「そうなのよ、嫁がね、あれ食べるな、これ食べるなって鬼のような嫁だから、うるさいのよ、アッハハハ」 近所の人「笑い事じゃないわよ、糖尿って合併症が怖いんでしょ」 姑「(笑いながら)私は合併症より、うちの鬼嫁が怖いわ。弁当だって野菜中心、私はウサギじゃないってのよね、今日も、ほら、あんなに椎茸やらワカメやら干してまた私に食べさせるつもりなのよ。本当に鬼嫁だからね、アッハハハ」 近所の人「鬼嫁、鬼嫁って、笑いながら言うものじゃないでしょ」 姑「(まだ笑いながら)だって鬼嫁よ。私を怒りつけるのよ、その結果、ウサギみたいな食事なの」 その後も話は続いてたみたいだけど、知らん顔して1階の玄関のチェーンを掛けて2階の玄関もチェーンを掛けて、知らん顔して上がっちゃった。 5分程して、下から、陽菜子さん、いるぅ、いたら開けて、と叫ぶ姑の声。 「あらぁ、お義母さん、お早いお帰りだったんですね。今日は、お義父さんもお出かけだったし、 私も庭に出たり、裏の倉庫行ったりしてたらから、物騒だと思ってチェーンかけてたんですよ~」 ざまぁみろ、クソババァ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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