テーマ:心と家族と人間関係(1216)
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アメリカに住む旦那の妹のアキコから電話がありました。
昨日の洗濯機の電気代の件で、ぶち切れた姑が電話したらしい。 アキコは、電話の向こうで何度も何度も、「ゴメンネ」「ゴメンネ」と繰り返してました。 「なにもアキちゃんが悪いんじゃないから」 って言っても、 義妹「親父も親父だけど、アンポンタンのトースケ(義弟)もトースケでね・・」 と。 私「悪いけど、私も階下には、少しずつ距離を置かせてもらうから、ただ、お義母さんは食事のこともあるし、今後の療養のこともあるから最低限のことはするつもりだけどね」 義妹「おふくろだけ引き取ろうか、そうして、兄ちゃん達一家、別に暮らしてもいいんじゃない?」 おいおい簡単に言ってくれるなよ、あんたの住んでるのは日本じゃないんだよ・・・ 私「お義母さんをアメリカで?本人が行くって言えばそれもいいかもね・・・」 たぶん無理だよ 義妹「おふくろさんには私から言ってみるわ、ところで陽菜ちゃん、失礼な事聞くけど、おふくろの病院代とか立て替えてくれてるんじゃないの?ガソリン代とかオフクロ出してる?」 私「病院代はお義母さんが自分で出してるよ、ガソリン代は・・・今度、カースケがお義母さんに話してくれることになってるけど・・・」 義妹「陽菜ちゃん、お金で済ますみたいで悪いけど、陽菜ちゃんの口座にお金送る。勘違いしないでよ、お金で済ませようと思ってるんじゃないの、離れてても心配はしてる、だけど、何も出来ないし、親父はあんなだし、トースケはアンポンタンだし、兄ちゃん(うちの旦那)も毎日帰ってくる仕事ならいいけど、そうじゃないし、結局、陽菜ちゃんに迷惑かけて、挙句にねぇ、洗濯機一つで文句言われて、本当にゴメンネ・・・」 アキコからの電話を切ってから、私は実家から車で30分くらいのところに住んでるけど、離れてそれも海の向こうの違う国に住んでる・・・・うぅんと考え込んでしまって・・・ 考えたところで、結論の出ることじゃないなって、思いながらアイロン掛けてたら、旦那のワイシャツに妙なシワが出来てしまった。 仕方ない、このワイシャツ、洗いなおせ・・・としてた時、姑が走って上がってきた。 それも、血相変えて、飛び込んできて。 「陽菜子さん、私、行かないからね、アキコのところには絶対行かないからね。アキコがね、いま、電話してきてアメリカに来いって言うの、だけど、行かないよ。あのね、私は自分の実家から逃げるようにして、駆け落ち同然で結婚して、誰一人知ってる人のいないこの土地に来たの、でもね、日本だったから何とか生きてこれたの、アメリカなんて行ったら生きていけないから・・・」 落ち着くように言って、行きたくないのを無理して行かなくていいからと話して。 その後、姑は、ボソボソと舅への恨み言を話してました。 私は、アイロン掛けながら、黙って聞いてました。すると突然、姑が、 「そう言えば、あの下で使ってるアイロンは私が自分の給料で買ったアイロンだった。あのクソジジィには使わせない。DVDプレーヤーも私のカードで買ったし・・・」 突如、元気になって降りていきました。 私の実家も、男の兄弟は二人とも、海外赴任中だし、両親とも兄貴と同居する気は全くなくて、ただ、常々言ってるのは経済的には負担掛けずにいける自信はあるのだが、どうしても精神的な面でどうしても頼る部分があるのだと。 同居してる姉に言わせれば、親が、 同居して世話してる子も、離れて暮らしてる子も、同じと思われたらあまりいい気はしない。 また、遠く離れてても思う気持ちを持ってるのと、近くにいても普段は知らん顔で、いよいよの時だけ出てきて口上並べ立てるのを同じと見られてもいい気はしない。 ただ離れてて、緊急の時にも、即、来れないところに暮らしてると、苦しいものがあるのじゃないだろうか?姉は、一人暮らしをしている時、なんとも苦しさがあったのだ、と。 旦那の妹のアキコは、ちょっと強硬意見を出すけど、気に掛けてくれてるんだろうな、それで、今はヨシとしよう、しかし、アンポンタントースケ夫婦は、とうとう見舞いにも来ない。 親と子っていうのは、嫁と姑と違う意味での、永遠のテーマなんだろな 難しい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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