テーマ:福祉医療関係(1061)
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昨日の祖母の入所施設からの電話の件で、今日は早朝からお出かけ。
まだ眠いよって娘に、車の中で寝ていいから、と言って、姉と三人でいざ施設へ。 10時前には到着し、祖母の部屋へ行くと祖母はぐっすり寝てました。 娘が 「ヒィババちゃま、ヒィババちゃま」と声をかけると祖母は寝ていても、手を動かしてました。 現在、要介護3の状態で、認知症はあっても、やはり判るのだな、と、改めて思ったものです。 眠たいとぐずる娘を祖母の部屋で寝せて、ナースセンターの看護師さんにチビが部屋で寝てることを話して頼んで。 そして、さぁ、昨日の問題のオムツ 姉は、少々尋ねたいことがあるので、責任を持って話せる人と話がしたいので、介護担当の責任者を呼んでくれ、と伝えてました。 伝言された人は、その時点で、 「私、○○が承りました、ただいま連絡を取りますので」と答えられて、奥へと。 きちんと名前言えるじゃん、って姉と言いながら待つこと数分。 看護師長とソーシャルワーカー、それに、事務長まで見えました。 こちらが、利用料のことで何か言われると思ったのか、事務長が真っ先に 「何か、ご不審な点でも?」と。 姉が、 「昨日、こんな電話が妹の家に、ちょうど私が用事があって行った時でしたので、私が変わって対応しました。聞き間違い等あってはならないので、電話内容は録音いたしましたが」 と、姉が電話の録音テープ聞かせたところ、 三人の方は、失礼な話だが、まるで信号機のように 真っ赤になり、今度は血の気が引いて真っ青になり、そのうち事務長なんて、土気色に顔色がなってきて、 「大丈夫ですか?」って思わず声かけたほど。 録音テープ終わったときは、三人の方、グタァってなって、しかし、その後が早かった。 一番顔色が悪かった事務長が、 「大変申し訳ございません。トンでもないミスでございます。ただ、少々お待ちください、この電話の担当者と上司を呼びます」と連絡を取りに席を立ち、 看護師長は、師長で 「昨日お見えになって確か今日からお出かけのご予定・・・」 姉「午後の便で東京に飛びます。だから、留守中の連絡先もお伝えしましたし、祖母の夏物の衣類、下着、紙オムツなども余分に持参したその日の夕方にそれも妹のところへ電話されてたのでですね・・・」 そうしてると、事務長が戻ってきた。ナースと、総看護師長と、施設長まで連れて。 問題のナースは、ちょっとふて腐れたような顔で、型どおりのような言い方で 「申し訳ありません、私の確認ミスでした。」ととおり一辺倒な言い方。 姉「お名前はなんておっしゃるの?」 ナース「名前は・・・○△です」消え入るような声・・・よほど名前を言いたくないのか? 姉「あなた方のお仕事が忙しいのは判ります。大変な仕事だというのもわかります。しかし、仕事でしょ、それで給料もらってるプロでしょ、今回は家族への連絡ミスだったけど、これが薬の投薬や注射だったらどうなるの?こちらが確認してって言った時点で確認してくれれば、ここまで事は大きくならなかったでしょ、人間だから誰だってミスも起こせば、勘違いは起こりうる。祖母は、確かに呆けてるけど、身内ですら判らない時もあるけど、生きた人間なの、心ある人間なの、暖かい手をした人間なんですよ。貴方の昨日の電話を聞いてると、どんなふうに祖母を扱われるか心配です。」 事務長「どうぞご心配なく、この職員は、おばあさまの入所してらっしゃる施設のほうの職員ではないですので」 姉「病院のほうの職員なんでしょ、しかし祖母もいつ病院へ移動しなきゃいけないかわからない年齢ですから、その時が心配です。それともう一つ、私が確認したいのは、紙オムツをここでは3枚も重ねて使うんですか?そして売店で買うのがここの方針なんですか?」 施設長 「ご心配な事は重々、お預かりしてる以上は責任持って対応させていただきますし、今回の件は、確認ミスの氷山の一角かもしれません。もしかすると、他の職員も間違った連絡先に連絡したケースがあるやもしれません。この件は必ず徹底して対応するよう再度指導します。 事務長 「衛生商品は、間に合わせでは、こちらの売店で購入いただくこともありますが、売店は種類も少ないですし、ドラッグストアにいけば種類も豊富ですし、また価格の面でも随分違いますので、購入先はどちらでも結構です。」 総看護師長 「紙オムツの使用方法から申しますと、全介助が必要な方、いわば寝たきりの方には、テープ式のオムツを使用しています。それと尿取りパッドです。フラットは基本的には使用しないように指示していますが、ナマミの人間様ですので、時々量が多いときに使う時もあります。しかし、フラット利用の際は、必ず、こまめに替えるようにさせています。フラットは非常に蒸れやすいもので、それだけで、かぶれてしまい、皮膚の弱ってる高齢者の方、他の事に繋がってしまうケースが予想されますので、長期に渡っては決して使わせないようにしてはおりますが、この際、全病棟、全居室の入居者様、患者様の使用状況を再点検いたします。」 姉 「確認するしないは、お宅様たちのことですし、今後、こういう事ないように対応していただければいいのですが、看護師さんの勤務体制というのはよく存じませんが、交代制で勤務されてて、どの時間帯にもその時間帯での責任者の方もいらっしゃれば、昨日、こちらの看護師さんが電話されたとき、たぶん近くに他の看護師さんもいらしたと思うんです。この方が電話口でこれだけ横暴な言い方されてて、それを周囲の人は何も注意されなかったんですか。またその時間帯の責任者の方も何も報告受けてらっしゃらないんですか?」 ナース 「報告は・・・してません。ただ看護日誌にだけは、連絡したと記入しましたけど・・・他のナースから、少し言葉使いがヤバイとは言われました・・・だから、ここの家族、来てもいないくせに来た、来たってウソ言うから、強く言ってやった、と言ったら、他のナース達からそれにしても、ちょっとヤバイって言われました・・・」 呆れてモノ言えないってこのことだと思いました。 可哀想に、師長達、上司の方々は疲れ果てた顔でした。しばし沈黙の後 祖母の入所してるところの看護師長が 「おばあさまは、要介護3ではありますが、出来るだけ自分でトイレ関係は努力させる時もあって、杖を突いてトイレまで歩かれたり、もちろんナースコール押されて介助つきではありますけど、夜中もトイレに行くとおっしゃられたり、秋にはひ孫さんの幼稚園の運動会を見に行くのだからと頑張ってらっしゃいます。この頃は、オムツも孫さんが可愛いピンクのを買ってきてくれると喜ばれてます。あの・・・ところで、昨日の件で、テープ式のオムツやらフラットやらお買いになられたのですよね・・・」 姉 「あぁこれですね、祖母はこれいらないんですよね、いいですよ、返品しますから」 事務長 「あの・・こちらで買い取らせていただきます。完全にこちらのミスですから、こちらで買い取らせていただきますので。」 ずっと先では使うかもしれないけど、当面、使う予定もないので、引き取ってもらいました。 今後、二度とこんな間違いを起こさないようにとお願いして、祖母のところへ再度行くと、 娘も祖母も起きてて、二人で、折り紙折って遊んでました。 娘は 「ママ、こんなの折れるようになったの、ヒィババちゃまに教えてもらったの」 と喜んでました。 祖母は祖母で 「あら姉ちゃん、今日も来てくれたんか。今から東京行くんかぁ、朝からニュースで向こうは大雨やぁ言うてた、飛行機揺れても大丈夫やで、このババが着いてるよってにな。ほな気つけて行っといで」 そろそろ行こうか、菜っちゃん行くよって言ったら、 祖母 「あらぁ、ひ孫の幼稚園の先生ですか?お初です、菜豚子の曾祖母です。この子は、菜豚子の伯母です。私の孫です。菜っちゃん、先生のいう事よく聞くのよ」 バアサマは相変わらず、わたしのことがわからない・・・今日は幼稚園の先生にされた。でも、姉とひ孫は全部判るんだけど・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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