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2006年09月04日
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週末、2日の朝から、娘は実家の姉のところへ遊びに行きました。

娘曰く、約束していたのだ、と。やけに早起きだと思ったら、そういう魂胆だった。

朝ごはん終わるなり、

「ママ、ネエチャンに電話して電話。菜っちゃん、御用があるの」

でんわすると、自分がさっさと受話器をとって

「ネエチャン、ご飯終わったからお迎え来て、ガチャン」

その早い事、早い事。自分ひとりでお泊り出来るのって準備すると姉が来るなり、
「バイバイ、行って来ます。ママは来なくていいからね大笑い

イーダ、しょんぼりいいもん、ママは、あんたがいない間に家の中、大掃除してやるんだから。と。そう思ったんです。

しかし、それはもろくも崩れ去った。

娘が出かけて5分ほどしてからでした。家の電話が鳴りました。

この後、本気で思いましたね。家の電話、取り外そうか、まともな電話、ちっともかかってこないからって。

義弟のトースケからでした。

至急、相談したいことあるけど兄貴は?って言うので、仕事で出てるから、月曜日まで帰らない旨、伝えると、少し、考えた様子でしたが、その後、ちょっと、相談したい事があるから、とりあえず行くから、と一方的に言って電話をガチャン。

義弟のトースケは一人だけ来ました。嫁のアキコは?って聞くと、実家に帰ってるとの事。

義弟「アキコの病気があり、アキコのお母さんが糖尿病の合併症で足を切断したりしたのは、これは全て、家の方角、先祖供養、が、悪いからだといわれた。そして、こんなに急に悪くなったのは、アキコがトースケと結婚したからであって、トースケの実家の悪いのが全てアキコとその実家に来たからだっていわれた」

私「だったら、そんなもん、下に行って話してくれ、うちは関係ない」

義弟「それこそ、上も下も我が家は関係ないんですよ。アキコのあの性格と言うか、あの状態は今始まったことじゃないし、アキコのお母さんの糖尿だって昨日、今日始まったのじゃない。でも、アキコもアキコのお母さんも、それを信じて、どうにかしろって言って聞かない」

私「それこそ知らない、どうにかしろって言うなら、トースケがどうにかすればいいことで、うちは一切、関係ない。この家がおかしくて、嫁の実家にさわりがくるなら、私の実家はどうなの?」

義弟「それも言った、するとアキコのお母さんが、義姉さんの実家は宗教を信仰してるから気がつかないだけだって」

私「何よ。その宗教を信仰してるって、実家が何を信仰しようと関係ないでしょ、いい加減にしてよ、だいたい、誰がそんなこと言ってるの怒ってる

義弟「アキコのお母さんがよく当たる占い師さんか祈祷師さんのところに行って聞いてきたって」

私「あ、そう。あのね、あんたがそう思うのだったら、自分でやりなさい。自分で決めて行動しなさいよ、この家の方角が悪いならどう悪いのか、どうすれば改善されるのか。先祖供養が悪いって言うなら、どうすればいいのか、但し、この私達一家の生活に、寸分の支障も来たしたら、タダじゃおかないからね」

義弟「そんな・・・だから相談に来たのに・・・どうすればいんですか」

私「だから、知らない、自分で判断しなさいよ」

義弟「だってアキコのお母さんが3000円も払って聞いてきたことだから、間違いないって言うんですよ・・・」

!?さんぜんえん!?サンゼンエン?

確か、姉が毎月行く神社は、お初穂料が5000円~だよな。それって、鑑定料金安すぎじゃないの?って思ったけど、とにかく、この変な言い分の義弟を早く追い出したかったので、自分で考えろって追い出した。

物凄いイヤな気分だったので、思いっきり、塩を玄関先に巻いたので、その後の掃除が大変しょんぼり

掃除した後、どうにも納得いかないので、姉に電話したら、娘はすこぶるご機嫌で、母とお手玉などで遊んでるとの事。だったら、手が離せるねって話をして、トースケの言ってきた話をした。

姉は笑いながら、金額の多少はそこそこによって違うから、なんともいえないけど、じゃあ、アキコの実家の方角やら、先祖供養はどうなってるんだろうね。うちが信仰してるから気がつかないって?冗談じゃござんせん、アホも休み休み言ってくれ、あんたもそういう話に付き合わないことよ、それが一番だからね。アキコの実家は無視。

それで、この件は終わると思ってました。ところが、トースケは寄りにもよって、我が家を出た後、うちの檀那寺に行って、ご住職、息子さんの副住職ともお留守だったので、副住職の奥さんに先祖供養がなってないのでは?と話し、話を聞いた若奥さんは何のことかわからず・・・判らないでしょうね、一応、御住職、副住職、お帰りになったら、伝えておきますってだけおっしゃられたらしい、その後、今度は本家に行ってる。ところが、本家も、息子嫁さんしかちょうどいなくて、何のこっちゃ?みたいな感じで話を聞いて、一応、伝えておきますって言われたらしい。

私もまさか、トースケがそんな事してるとはツユ知らず。土曜日の朝から嫌な事あったけど、娘がいない間に・・・と思って掃除してた。その時、階下に誰か来てるのは車の音と玄関の開く音で気づいてはいたけど、知らん顔。関係ないから。

しかし、掃除機の音も消されるほどに、すっごい怒鳴り声が響いた。怒ってる

「帰れぇ」

舅の叫び声。あまりの大声に、思わず、私も下へ降りてみようとしたし、窓から外をチラッと見たら近所の人が窓から顔を出してた。

舅は叫び続ける、続ける、気が狂ったのじゃないかってほど叫び続ける。

気になって降りてみたら、真っ赤になって叫ぶ舅の傍で、姑が、これまた負けず劣らずの大声で、
「出てけぇ」

怒鳴られてる相手を見たら、

トースケの嫁のアキコ&アキコの母親

アホなぁ・・・トースケの言ってきたことを、この親娘で言いに来たのねぇ、そりゃ怒るわ・・・

アキコ親娘も負けじと、「こうなったのは全ておたくのセイですよ」って言い張ってるし。

フライパンか何か持ってきて、全員、ポカポカって殴ったらすっきりするだろうなって思いました。まさか殴るわけいかないから、スリコギで、フライパンをガーンって叩いたら、停まった。

とにかく帰ってくれ、と、アキコ親娘に言って、興奮してる義両親にお水飲ませて落ち着かせて、落ち着くまで1時間ぐらいかかったけど、トースケが朝から来たので、自分で判断しろって話したこと。そして私の実家には、そうした障りは何も無いこと、姉からも無視しろって言われたこともあって無視を決め込んだことなどを話したら、舅も姑も

「そうだよねぇ。陽菜子さんの実家には何も無いしスマイル
とご機嫌よくなった・・・しかし、その後、本家から電話が掛かってきて、舅が飛び出していきました。

こっちはまさかトースケが本家やお寺を回ったなんて思いもしませんから。

舅が帰ってきたのは、夕方遅くでした。本家で、さんざん、油絞られ、本家にかけつけたお寺さんからどういう息子の育て方をしてるのだ、息子の嫁はどうなってるのかって言われ続けたらしい。

もう性根尽き果てたという体たらくで舅は帰ってきました。舅、キライだけど、哀れに感じました。

土曜日の夜、娘は泊まりに行っていないし、舅は帰るなり部屋に入って出てこないし、姑と二人でなんともいえない暗い夜でした。

3日、日曜の朝から、舅はトースケを呼び出してました。2時間近く話し合ってたみたいです。その間、姑は気分悪くなると言って、2階に上がって来てました。一晩で、舅も姑も一気に年老いたようでした。

トースケが帰った後、舅が上がってきて、
「挨拶に行って来る。背広出して、」と姑に言うと、今度は私に向かって

舅「お寺と本家と陽菜子さんの実家にも挨拶してくる」

私「私の実家は・・・」って言うと

舅「いいや、アキコが電話したらしいんだ、陽菜子さんのお父さんに色々言ったらしいんだよ。お父さん、何も言うまいと思ったんだって、だけど、アキコが昨日来た時言ってたから電話したら、聞き捨てましたって言ってたけどね・・・」

今度ばかりは舅は自分で動いてましたが、なんとも後味の悪い出来事でした。

人は、強い人ばかりじゃなくて、弱い人も多くて、誰かに何かにすがりたいと思う事は多々あると思います、しかし、そんな時に、自己責任ではなく、他人の責任にばかり、それも、宗教的な話などに差し向けるのはやめてほしいと思いました。

人、それぞれ、考え方があると思いますが、アキコの病気は昨日今日始まったのではなく、小さい頃から症状はあったらしいし、アキコのお母さんの糖尿も何年も放っておいた結果だったのですからね。

うちは間もなく、旦那が帰宅予定ですので、ゆっくり話してみようと思ってます。アキコのお父さんは、用事で他県に行ってるそうですが、お父さんも明日には帰る予定らしいから、そちらも何か動きがあるのかもしれません。娘が泊りがけで出かけてくれてたので、修羅場を見せることなく、それだけが幸いでした。





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最終更新日  2006年09月05日 01時00分13秒
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