四十路ママの気まま生活

娘ぱちこ、明日の新体操発表会のリハが夕方からある。
本番同様に髪を結って行かなければならないが、
仕事で戻れないので、朝　結って学校へ行く事にした。

前々から、早起きして学校の準備してアタマやるよと、言っておいた。
なのに、今日に限って寝坊してきた


兄貴ぺーいちには、ぱちこのアタマをやるから
早く支度してぺーじをみるように何度も頼んだ。

しかし兄貴はボサーっとしたままだ


ない時間を捻出して、なんとか娘ぱちこの髪を
がっちりデップで固め、結い始める。

いざ始めると何も用意していない

おまえは何様だ

やってもらうのに櫛、ゴム、ピンの用意くらいしておけ。
ダンサーを目指しているならなおさらだ。
スタイリングにメイク道具、すべてすぐ使えるように用意するのが基本だ


慌てて結っている間じゅう
愛する息子ぺーじが泣いてすがりつき、
私とぱちこの間に割り込んで、引き剥がそうとする

・・・この段階でもうグチャグチャだ


堪忍袋がパンパンになって、兄貴ぺーいちを呼びつける

ぺーじをみてって言ったでしょ

しどろもどろの兄貴がやって来て
「鼻血出た～～」

鼻血だと
鼻血なんか出してる場合かっ

役に立たない鼻血兄貴のせいで、ぱちこの髪が終わった時は
ぺーじ、すっかり絶叫

着替えや支度に戻るには、また乳からやり直しだ。

すいません まだですかぁぁぁ
と、早く乳を離して機嫌を直してくれるよう懇願する。

いないいないばぁっが始まり
なんとか隙をついて自分の身支度をし、ぺーじの服を着替えさせ
いつもより１０分遅れて玄関に立った。

・・・ここで最後の落とし穴だ

私のブーツキーパーのぬいぐるみ犬がぺーじの目に入ってしまった
ギュッと胸に抱えて離さない
ココで無理にワンワンを取り上げたら、元も子もない。
延々なだめすかして、ワンワンお留守番って事で折り合いをつけていただいた


そして、母は会社を遅刻した
慌ただしい我が家の朝