どの人にとっても生きやすい社会・・・って、どんな~?
私、日頃から思うのですよ~。 日本って、マイノリティー(少数派)に、優しくない国だなぁ~、って。 まぁ、他の国が、万全に行き届いている、って、言っているのでは、ないのです よ~。 でも、少なくとも・・・努力はしていると、思うのです。 大きな話題から考えると・・・オリンピックのパレードにしても。 日本では、オリンピックの金メダリスト達のパレードでしょ~。 でも、イギリスでは、パラリンピックの選手達も同じく、パレードに参加している のですって~。 そんなこと考えたら・・・日本って・・・先進国じゃ、ない、かも~! それで、昨日・・・こんな記事を読んだのですよ~。 「多様な生き方の実現とコミュニティ活性化へ向けて」(レインボーアライアンス 沖縄主催)が25日、那覇市で開かれたそうです。 不登校や引きこもり、被災地の事例から、多様な社会の実現を考える講演会& クロストーク「多様な生き方の実現とコミュニティ活性化へ向けて」(レインボー アライアンス沖縄主催)が25日、那覇市牧志の那覇市ぶんかテンブス館で開 かれた。人材育成会社香科舎代表の辛淑玉(しんすご)さん、フリースクールの 東京シューレ大学スタッフの朝倉景樹さんがそれぞれ講演。レインボーアライア ンス沖縄代表の砂川秀樹さんを交えて、てい談した。「マイノリティーが生きや すい社会は、どの人にとっても生きやすい社会」と多様性のある社会の必要性 を話し合った。 (琉球新報11月29日) 朝倉さんは・・・不登校の理由について「今もいじめが多い。最近は、本人が理 由を言葉に表せない、表しにくい不登校も増えている」と、おっしゃっています。 他の子が周りの声援を受けながら、苦手な給食の牛乳を飲むところを見て心が 痛んだり、メールにすぐに返信しないと印象が悪くなることを恐れ、お風呂やトイ レにまで携帯を持ち歩いたりする小学生もいると実例を挙げ、背景として「日本 社会では(社会に)どのようにうまく適応するかが、いつも問われる」という現状 がある、と。 また、子どもの自殺問題に言及し「自殺するまで追い詰められていても、学校に 行くことが当然という雰囲気がある」と、おっしゃっています。 辛さんは・・・被災地で生活する人々の様子を報告され、「日ごろ抱える問題が、 ひどい状況になるといっぺんに出てくる」と、おっしゃっています。 心の病を抱える職員が多く、DVや性暴力、虐待などが起きているのが現状で、 「仕事や家などあらゆる物が奪われ、抑圧された社会では、自分の強さを確認 するために、より弱い者に暴力が向く」と指摘されています。 セクシャルマイノリティーや原発事故に関連付けた差別を例に挙げ・・・ 「多様な子どもたちが生まれてくる。みんなが不便でない生き方をするにはど うしたらいいのか。それをつくるのが社会だ」と呼び掛けたそうです。 これって・・・社会の原点でしょ~!(・・・なんて、いつもながら、感動している のですが。) 「マイノリティーが生きやすい社会は、どの人にとっても生きやすい社会」・・・ その通りだと、思います。 きれい事だろ~!・・・なんて、言わないで下さい、ねっ。 まずは、願わなくっちゃ・・・実現するはずは、絶体に、ないのですから。